インズ(yinzu)
ワインも充実のオシャレ中華
食の街ともいわれる札幌、北海道の各地から集まる海鮮の料理に注目が集まりますが、時には中華料理もよいものです。
札幌には横浜や神戸、長崎のような中華街はありませんが、ホテルに出店する実力派の中華料理店をはじめ、知る人ぞ知る穴場の店が揃っています。
その中で “オシャレ度合い” では間違いなくナンバーワンといえる店が「インズ(yinzu)」です。

手前がインズ正面がBLANC
地下鉄のすすきの駅から南に3分ほど歩いたビルの地下。入口からオシャレ感を放つ店構え、地下一階の同じフロアにはこれまた人気のワインバーである「ブラン(BLANC)」が入っています。
実はこの両店、同じ会社が経営するグループ店なので店内で連結される造りになっており、個室スペースは共用できるようになっています(2019年1月にそれぞれが移転し、この形態になりました)。
インズ(yinzu)は元々ワインの品揃えに定評があり、“ワインバー的な使い方もできる中華料理店” として人気でしたが、現在のスタイルになってますますその度合いが高まったように思えます。
その料理の特徴は、開店以来「無化調にこだわっている」こと。
中華料理にありがちな化学調味料たっぷりの味付けではなく、あくまで素材の良さを活かしたワインをはじめとした「お酒に合う料理」を提供してくれます。

名物「ハーブ豚の黒酢豚」
「ハーブ豚の黒酢豚」は北海道産のハーブ豚肩ロースとインカのめざめだけを使ったシンプルながらそのしっかりした味付けと食感が人気の一品。

人気の「麻辣豆腐」
これに並ぶもうひとつの名物が「麻辣豆腐」。いわゆる麻婆豆腐ですが、本格的な香辛料に熟成した豆板醤、しっかりした固さの豆腐が食べ応えを感じさせてくれます。
この店は中華料理店ながら一人飲みにもおすすめできます。
カウンター席があり、一人飲みに向いたメニューが揃っているからです。
ここのカウンターに座ったら、そこは中華のおいしいワインバー。
シャンパーニュもグラスで用意されているので、まずは乾杯!もちろん冷たいビールもよいでしょう。

「ミルクのフリット」(写真はハーフサイズ)
乾杯後に、まずおすすめなのが「ミルクのフリット」。団子状にしたミルクをカリッと揚げた一品で、ハチミツや山椒塩をつけていただきます。
その他「海老とそら豆の春巻き」や「豚肉としいたけの焼売」など、通常は一皿に2個のメニューですが、一人飲み用に1個から注文ができることも一押しのポイントです。
ワイン一杯にミルクのフリット一品でもWelcome!
開店も16:30と少し早めなので、「0次会」利用もおすすめの店といえるでしょう。
※なお「インズ」ではテイクアウトにも対応しています。詳しくはお店にお問い合わせください(011-807-5000)。
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その他の写真
店データ
- 店名
- 中国料理&ワイン yinzu(インズ) Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南5条西3丁目 プレシャス6ビルB1F
- 電話番号
- 011-807-5000
- 営業時間
- 16:30〜24:00
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩約3分
- 予算
- 4〜5,000円