ぎょうざ 北大陸 すすきのはづれ
ハンバーグの名店が作る傑作餃子
店に入って席に着いたら「餃子とビール!」
定番の注文風景です。
このパターンには町中華がよく似合いますが、たまにはじっくり餃子を味わう “餃子専門店” という選択肢もあります。
今回はその中でも “北海道の札幌、この地ならではの餃子” が食べられる店をご紹介しましょう。

その名の通りすすきのの「はづれ」にあります
「ぎょうざ 北大陸 すすきのはづれ」というちょっと変わった店名ですが、北大陸=north continent。
そう、札幌のハンバーグの名店「ノースコンチネント」が展開する餃子専門店で、その名の通りすすきの中心部から少しだけ離れた場所(はづれ)にある隠れ家的な店です。

ビルの路地奥に店の灯り
「ススキノの喧騒から逃げ出した先にある止まり木のような店」がコンセプトとのこと。
店内はカウンター8席にテーブルが4卓、収容20名くらいの広さで、モダンな造りはオシャレ感が漂います。

シンプルでお洒落な店内
この店の餃子(品名は「ぎょうざ」)の特徴は皮に北海道名産の「男爵イモ」を(40%)使っていること。まさに北海道のローカルフードである「いももち」皮で作る餃子であり、それにより独特の食感と風味を作り出しています。

自慢のぎょうざ(左手前から豚・牛・鹿・鶏)
そして中の「餡」こそはノースコンチネントのハンバーグ技術をフルに活かせる得意の分野。
こだわりの餡を特製のいももち皮で包んだ、まさに “北海道の餃子” が生み出されました。
基本メニューは「焼き餃子」が牛・豚・鹿肉、鶏肉は「揚げ餃子」、そして帆立・鮭は「水餃子」という6種類。
これらはそれぞれ皮も中身も変えるというこだわりで、例えば「豚」はプレーンのいももち皮に豚肉の餡という基本形、「牛」はトマトを練り込みチーズも合わせることでラザニアのような餃子になります。
さらに「鹿」にはヨモギを練り込んだ皮、「鶏」は胡麻を練り込んだ皮で揚げ餃子に。
「帆立」はこれも北海道名産のトウモロコシと組み合わせ、「鮭」は焦がし味噌を使い北海道の郷土料理である「チャンチャン焼き」をオマージュし、それぞれ水餃子に仕上げています。

帆立と鮭の「水餃子」
タレは「醤油だれ」に辛子、「ごまだれ」に生七味。そして「レモンハーブ塩」があります。
どの餃子にどのタレが合うかを説明したイラストがあるので参考にするとよいでしょう。
餃子は1個(150円税込〜)ずつ注文ができるので、最初はひと通り味わってみる。そして自分の好みを見つけたら次からは注文の組み合わせをアレンジしたり、「ご飯セット」(ご飯+味噌汁+肉味噌で380円)をつけてオリジナルの定食を作ったりすることもできます。

ユニークな「注文用メニュー」
注文はメニューに付いている発注シート?に記入して渡すユニークな方式で、シート部分が切り離しになっているので手元にメニューは残ります(追加注文は口頭で行います)。

おすすめの「いぶりがっこのポテトサラダ」
その他、一品料理や本日の黒板メニューもあるので、普通の居酒屋使いも可能です。
「いぶりがっこのポテトサラダ」(480円)は、秋田の漬物「いぶりがっこ」が入ったポテトサラダですが、いぶりがっこ自体は(漬物感より)カリカリの食感とハムのような燻香を担っており、上質なジャガイモや卵とのバランスが見事。餃子の前にまずおすすめしたい一品といえます。
「ビール」は瓶ビールですが、餃子にぴったりの冷やし具合。
ハイボールは「ご当地香る」として、余市・北見・富良野の香りを用意しています。
さらに「グラスワイン」もあるので、この店のバリエーション豊な餃子メニューにも合わせることができるでしょう。
札幌で “ひと味違う” 餃子が食べたいなら、ここ「ぎょうざ 北大陸 すすきのはづれ」は最初に推薦したいとても魅力的なお店です。
・デリバリー始めています。詳細はこちらから。
その他の写真
店データ
- 店名
- ぎょうざ 北大陸 すすきのはづれ Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南5条西7丁目9-4 ドミ18ロイヤル 1F
- 電話番号
- 011-213-0815
- 営業時間
- 15:30〜25:30(L.O.25:00)
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩7分
- 予算
- 2〜3,000円