櫻井ラーメン 中央店
ワンコインで食べられる「北のブラック」
見た目も “真っ黒” なスープのいわゆる「ブラックラーメン」。
富山県の発祥とされ、「富山ブラック」は今や全国的な知名度を誇るほどになっています。
近年このブラックラーメンを全国各地で売り出す動きがあり、ここ札幌でも「札幌ブラック」と呼ばれる人気店が登場しています。

窓看板は手書き
北海道における源流とされるのは函館にある「櫻井家(さくらいや)」。
その櫻井家が札幌に進出して開いた店が今回ご紹介する「櫻井ラーメン」です。
その1号店は地下鉄北34条駅近くにオープン(その後移転)。そして中央区に札幌の2号店である「中央店」を開店しました。
この店の注目はもちろん「ブラックラーメン」ですが、ワンコインで食べられるラーメンのラインアップも見逃せません。

カウンターにはメニュー
メニューをご紹介しましょう。ラーメンは3つのカテゴリーに分けられています。
“スタンダード” は「塩・みそ・正油・からみそ」、これ全てがワンコイン!
“スペシャル” は「ブラック正油・ブラックみそ」が500円、「しびれ」が550円。
“デラックス” は「石炭坦麺」が550円、「激辛ぴり辛」600円、「みそカレー・野菜ラーメン」が650円となっています。

真っ黒な「ブラック正油」
人気の「ブラック正油」(500円税込)。見ての通り“真っ黒”なスープで、具の茹で玉子などは一見何だかわからないほどです(当初のメニュー名は「北のブラック」でした)。

“真っ黒”なスープ
この色は焦がしニンニクやたまり醤油によるもののようですが、口に含んでみると見た目から想像される “しょっぱさ” はそれほど感じません。しっかり出たダシが味のバランスを取っているのでしょう、ワンコインながら手抜きなど一切感じられません。

麺まで“真っ黒”に
麺は函館の老舗製麺会社である「日の出製麺」のもの(この製麺所が櫻井家の札幌進出に一役買っているようです)。やや縮れた麺で、札幌の麺ほどのプリプリ感ではないものの、もやしなどと一緒に食べやすい口当たりになっています。

カレーも“ブラック”
サイドメニューの「カレー」はセット専用(単品注文不可)ながら250円とリーズナブルな値段です。
これまた見た目はまさに “ブラック”。ブラックラーメンのスープがベースになっているのでしょう。ブラックスープにある若干の酸味も同じように感じられます(こちらは当初「くろカレー」でした)。

窓のメニューには「くろカレー」
なかなか他では食べられないカレーです。
“ブラック” なラーメンと “ブラック” なカレーを(750円で!)一緒に味わえるのも、この店ならではの楽しみと言えるのではないでしょうか。
なお、店内メニューには「櫻井ラーメン2」(南15西9)の案内も記されており(姉妹店とのことなので)ほぼ同じメニュー構成になっているようです。
その他の写真
店データ
- 店名
- 櫻井ラーメン 中央店
- 住所
- 札幌市中央区南9条西9丁目1-23
- 電話番号
- 011-532-3318
- 営業時間
- 11:00〜15:00、17:00〜20:30(日祝11:00〜16:00、17:00〜20:00)
- 定休日
- 木曜日
- アクセス
- 札幌市電山鼻9条駅 徒歩6分
- 予算
- 〜1,000円