タンタン

独自の辛口タンタンメン

タンタン

今回は札幌で独特の担担麺を食べられる店をご紹介しましょう。
その名も「タンタン」

場所は西区西野で最も近い地下鉄の駅でも徒歩20分以上という住宅地にあります。
そんなロケーションながら昼時には待ち客が出るほどの人気店として、ちょっと知られた店になっています。

店前の駐車場はいつも満車

店前の駐車場はいつも満車

札幌に「坦々麺」の店は何軒かありますが、多くは東京四川飯店の流れをくみ「麻(痺れ)」と「辣(辛さ)」を売りにしています。そして「芝麻醤(チーマージャン)」を使い練り胡麻の風味を活かしているものが一般的です。

名物「元祖 タンタンメン」

名物「元祖 タンタンメン」

しかしここタンタンの「元祖 タンタンメン」(850円、以下全て税込)は全く違うタイプのものなのです。

塩系のサラッとしたスープに唐辛子の辛味が効いており、具材はとき卵にたっぷりの挽肉、刻んだニンニクが適度なアクセントになっています。

麺は黄色い中太縮れ麺。やや硬めに茹でられ、プリプリの食感を楽しめます。

黄色くプリプリの「縮れ麺」

黄色くプリプリの「縮れ麺」

知る人ぞ知る神奈川県川崎市のソウルフード「元祖ニュータンタンメン」を彷彿とさせますが、札幌では他には見かけない独特のスタイルです。

味の特徴はひと言でいえば「辛さ」ですが、決してそればかりを売りにしているわけではなく、味のよく出たスープとふんわりの卵・挽肉が全体のバランスをうまく取っています。

「辛口」のスープ

「辛口」のスープ

辛さは「普通」から「中辛〜激辛〜超激辛(+50円)」までを選べるようになっています。

一般的なイメージよりは少し辛めの作りで、「中辛」でも勢いよく啜れば噎(む)せてしまうほどなので、辛さが苦手な人はご注意ください。

「ラーメン定食」はこれが付いて+100円

「ラーメン定食」はこれが付いて+100円

ランチタイムには「ラーメン定食」があります。
「タンタンメン・味噌・塩・正油」の各ラーメンにプラス100円(950円)「ハム・目玉焼・小ライス(+キャベツ・沢庵)」が付くというお得なセットです。

目玉焼きオンザライス+挽肉にスープ

目玉焼きオンザライス+挽肉にスープ

目玉焼はオンザライス。半熟の黄身を割ってスープをかけて、とき卵と挽肉も乗せてみましょう。
このオルジナルライスが、タンタンメンの辛さを和らげてくれるおすすめの食べ方です。

テーブルには各種調味料、GABANやお酢などもあるので、途中で加えてアレンジを楽しんでみてもよいでしょう。

「クッパ」風の食べ方もおすすめ

「クッパ」風の食べ方もおすすめ

タンタンメンが人気の店ですが「広東メン」や「ぎょうざ・チャーハン・中華丼」などメニュー豊富な中華食堂であり、驚くことにご主人がかつて修行したという「鰻」まで食べられます(うな重)。

ここ「タンタン」は駅からも遠く少し行きにくいかもしれませんが、他にはない名物「タンタンメン」は一食の価値あり!なので、ぜひ一度訪ねてみてください。

なお、「7」の付く日はタンタンメンが850円→700円となる「感謝デー」です。

その他の写真

店データ

店名
タンタン
住所
札幌市西区西野3条6丁目7-31
電話番号
011-665-7113
営業時間
11:30〜17:30
定休日
火曜日
アクセス
地下鉄東西線発寒南駅 徒歩20分
予算
〜1,000円

おすすめメニュー

  • 元祖 タンタンメン:850円(税込)
  • 激辛 味噌ラーメン:900円
  • 味噌ラーメン:850円
  • 塩ラーメン:850円
  • 正油ラーメン:850円
  • ラーメン定食(14時まで):850円のラーメン+100円