とくいち

フレンチの技法を駆使したこだわりのラーメン

とくいち

2024年1月現在の情報に更新しました。

「とくいち」(tokuichi.Nouilles_Japonaise)は2023年2月にオープンした注目のラーメン店。場所は札幌場外市場の卸売センター内にある「万歳市場」です。

卸売センター入口

卸売センター入口

注目の理由はイタリアン出身のオーナーシェフに、ミシュランで星を獲得する札幌のレストラン「ル・ミュゼ」が監修するラーメン店ということ。
厳選の食材にフレンチの技法をも取り入れて作るラーメンには、否が応でも興味を引かれることでしょう。

「万歳市場」にあります

「万歳市場」にあります

店を入ると券売機があり、まず食券を購入します。店内は4人掛けテーブル2卓にカウンター的な8人掛け大テーブル(計16席)。

「札幌軟石」のトレイプレート

「札幌軟石」のトレイプレート

各席にはラーメンを乗せるプレートが置かれていますが、これが「札幌軟石」(札幌市南区で産出される凝灰石)のもので、地元心とお洒落なこだわりを感じさせます。

お湯を注ぐと温かい「おしぼり」に!

お湯を注ぐと温かい「おしぼり」に!

席に着くと出してくれるのが「おしぼり」。コップに入れられお湯を注ぐと温かいおしぼりになります。

ラーメンのメニューは大きく分けて「らぁ麺 塩」と「らぁ麺 鶏醤」の2種類
そしてそれぞれに「特上」と「掛け」を用意。

「特上 らぁ麺 鶏醤」

「特上 らぁ麺 鶏醤」

味の決め手は「鶏のコンソメ」。フレンチの技法を施し手間と時間をかけて鶏の旨みを抽出したコンソメが味のベースとなっています。

手間ひまをかけたこだわりの「スープ」

手間ひまをかけたこだわりの「スープ」

さらに「塩」には北海道八雲町の「熊石の塩」「鶏醤」には同三笠市の “鶏もつ” で作られる「三笠の鶏醤」を使うというこだわりです。

こだわりの特注麺(写真は塩用の中細麺)

こだわりの特注麺(写真は塩用の中細麺)

麺は「春ゆたか・はるきらり」などの小麦粉を全粒粉・ふすま(表皮)も加えてブレンドしたこの店専用の特注麺で「塩」は角刃中細ストレート・「鶏醤」は刃の中太ストレートと使い分け。

このラーメンを象徴する「泡」

このラーメンを象徴する「泡」

具はまず目に入るのが「泡」。塩・醬油それぞれと昆布を合わせて泡状にしており、この泡をスープに少しずつ溶かすことで味変が楽しめます。

味の染みた食感も良い「メンマ」

味の染みた食感も良い「メンマ」

具はスタンダードな「らぁ麺」には味のしっかり染み込んだ「メンマ」と「葱」
そして「塩」には炭火焼きの「鶏ハム」「鶏醬」には瞬間スモークしたハーブ豚の「チャーシュー」。

豚肉の味がしっかり味わえる「チャーシュー」

豚肉の味がしっかり味わえる「チャーシュー」

「特上」はさらに鶏・豚両方の肉AGRISCAPEの卵で作る「味玉」が追加。
味玉には「キノコスペシャルパウダー」が振りかけられ、これも泡同様少しずつスープに溶かすことでその味わいの変化が楽しめます。

味玉には「キノコパウター」

味玉には「キノコパウター」

一方「掛け」はシンプルに麺とスープを味わってもらうため「泡・葱」だけのトッピングです。

シンプルな「掛け」(写真は「塩」)

シンプルな「掛け」(写真は「塩」)

そして2024年1月11日には新メニュー「鶏白湯(Rich Chiken Soup)」がデビューしました。
鶏白湯のスープに薪火オイルの香り、醤油とローズマリーの泡に焼き付けた百合根と真だちのムニエルが具材となる “鶏白湯の新解釈” とのこと!

完成したそれぞれの「らぁ麺」は特注の有田焼どんぶりで提供されます。
ここまで食材・製法・器まで徹底してこだわったラーメン、一度味わう価値ありといえるでしょう!

なお、当記事の内容は公式インスタグラムも参考にさせていただきました。
お店のこだわりや由来等の記載もあるので、ぜひ一読をおすすめします。

その他の写真

店データ

店名
とくいち Webサイト
住所
札幌市北11条西22丁目1-26 卸売センター内
電話番号
011-699-6707
営業時間
9:00〜16:00
定休日
不定休
アクセス
地下鉄東西線二十四軒駅 徒歩6分
予算
1〜2,000円

おすすめメニュー

  • 特上らぁ麺(塩・鶏醤油):1,300円(税込)
  • らぁ麺(塩・鶏醤油):1,000円
  • 掛け(塩・鶏醤油):800円
  • 鶏白湯:2,000円