うなぎ 山下
関東風・関西風が選べるうなぎ店
今回ご紹介する「うなぎ 山下」は、札幌の繁華街すすきののど真ん中でうなぎ料理が食べられるとても便利で貴重な店です。
地下鉄すすきの駅(3番出口)を出て隣のビル(第2Gビル)に入り、エレベーターで7階に上がればもう到着というアクセスの良さ。
札幌にはうなぎ専門店が少ないだけに、この場所でうなぎを味わえるのはとてもありがたいことといえるでしょう。
店内はカウンター7席に小上がり3卓という造り。カウンターからは鰻の調理を目の前にできます。
この店では食事だけでなく気軽にお酒も楽しめるよう、ちょっとした一品料理を用意しています。
まずは「骨唐揚げ」。うなぎの骨をカリッと揚げた、ビールによく合う定番のおつまみです。
串物では「うなぎ串」があります。
専門店でのうなぎといえば「うな重(丼)」か単品の「蒲焼」として提供されるのが一般的ですが、「うな重は食事だし蒲焼もおつまみにするには値段も張るので簡単には注文できない」という場合も多いでしょう。
そんなとき、うなぎを小切りにして焼き鳥のように焼いてくれる気軽なメニューがあれば(酒飲みには)とてもありがたいものです。
この店の「うなぎ串」はまさにそんな一品で、うなぎの間に長ねぎを挟んで焼き鳥の「ねぎま」のように焼いてくれます。
そして「肝焼き」(この店では「肝串」)も外せません。香ばしさとほろ苦さを楽しめる大人の味で、まさにお酒のアテにぴったりです。
一品料理では「う巻き」(うなぎ入り玉子焼き)、「うざく」(うなぎの酢の物)もしっかりオンメニュー。専門店としてのこだわりを感じます。
さらに他の店ではなかなか食べられないうなぎの「天ぷら」もあり、これはもはや店の名物となっているようです。
さて、一品料理などでお酒を楽しんだ後はやっぱり「うなぎごはん」でしょう。でも、いろいろ食べたので「うな重」はちょっと苦しい。
そんな方のために「ミニ丼」が用意されています。これぞまさに締めにぴったりの一品で、この店がしっかり酒飲み目線に立っていることがよくわかります。
そしてこの店ならではの特徴は、蒲焼を「関東風か関西風か」で選べること(「東西食べ比べ重」もあります)。
蒸しを入れてふんわり焼かれる関東風に対して、直接カリッと焼き上げる関西風。
普通どの店でもこのどちらかになりますが、この店の板長はキャリア50年の大ベテラン。札幌のみならず東京の名店でも腕を磨いた職人ゆえ、それぞれを最高の仕上げで提供してくれます。
その日の気分で選べる嬉しいシステムといえるでしょう。
お酒はビール(瓶)、ウイスキー、チューハイ・サワー系、各種焼酎、日本酒とひと通りそろっています。
日本酒は「松竹梅」北海道の「男山」「国稀」、大分の「西の関」、長野の「真澄」などが用意されています。
「うなぎ 山下」はその場所柄(すすきの)か、営業時間は18時から24時まで。
夕食にはもちろん飲んだ後の2次会や締めの一杯など、ベストなロケーション(すすきのど真ん中)で使い途いろいろのうなぎ料理店としておすすめできる一軒です。
※ テイクアウト・デリバリーも対応しています。詳細は店にお問い合わせください(011-522-5285) 。
その他の写真
店データ
- 店名
- うなぎ 山下 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南4条西3丁目 第2Gビル 7F
- 電話番号
- 011-522-5285
- 営業時間
- 18:00〜24:00(L.O.23:00)
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩1分
- 予算
- 4〜5,000円