魚河岸 ひかり寿司
コスパ抜群の市場寿司
札幌の台所ともいわれる札幌市中央卸売市場。その場外には、市場で取引されたばかりの新鮮な魚介類を食べることができる店が数多く並びます。
その中で、穴場としておすすめのスポットが「さっぽろ朝市」です。
場外市場から少し奥(中央市場寄り)に入ったところにある商業施設で、元々はプロ向けの卸売専門でしたが、現在は一般の利用もできるようになりました。
とはいえ各店の造りは卸売り仕様で観光客も少なく、飲食店関係者と勝手を知る地元客の利用がメインのようです。
施設内には販売店舗の他に、市場関係者などプロも利用する飲食店が何軒かあります。
今回はその中からコスパ抜群の寿司店、「魚河岸 ひかり寿司」をご紹介しましょう。
この店は、隣で営業する仲卸「光水産」が直営する寿司店。ゆえに魚の鮮度は保証付きです。
5種類ある握りのセットでは、10貫で1,300円(税込1,430円)の「市場寿司」が特にコスパに優れます。
若干の季節変更はあるものの、白身・マグロ・甘エビ・サーモン・カンパチ・しめ鯖・タコ・ズワイ蟹・イカ・イクラが基本の組み合わせ。
これだけでも十分満足できますが、まず「市場寿司」を食べて、他に欲しいタネがあれば追加注文する。この店のおすすめの使い方です。
その他のセットでは、一部のタネがホタテやウニになる「魚河岸」が2,200円(以下税込表記)。
マグロが赤身から中トロに、エビや蟹もグレードアップする「ひかり」が2,750円になります。
そして「市場寿司」とともに人気なのが「おまかせ特選握り」。
3,520円で、好きなタネを10貫選べます(同じものは2貫まで)。
つまりその日最高の組み合わせでも3,520円で収まるというものなので、「鯨尾の身」や「炙りキンキ」を入れたり「ウニを2貫」にしたりなど、贅沢なセットを作ることができます。
もし迷ったり魚がわからない場合などは、ご主人にお任せも可能です。
上記写真は、ある日の「特選握り」のお任せ」。
炙りキンキ(肝乗せ)に蝦蛄、ウニ、たち(タラ白子)などが入っていました。
握り寿司以外に「丼もの」も各種用意されています。
鮮魚を盛り合わせた「魚河岸ちらし」(2,750円)やウニ・イクラ・タラバ蟹の組み合わせ「丼三昧」(3,630円)などがおすすめです。
尚、カードの利用は不可なのでご注意ください。
その他の写真
店データ
- 店名
- 魚河岸 ひかり寿司
- 住所
- 札幌市中央区北12条西20丁目1-20 さっぽろ朝市 1F
- 電話番号
- 011-612-9810
- 営業時間
- 5:30〜13:00
- 定休日
- 日曜日・祝日、市場休市日(基本水曜日)
- アクセス
- 地下鉄東西線二十四軒駅 徒歩10分
- 予算
- 2〜3,000円