ラ デギュスタシオン(LA DEGUSTATION)
本場のワインを一杯から楽しめる
「すすきので軽くワインが飲みたい。でもワインバーは敷居が高い…」
そう思ったことがあるなら、次の機会には「ラ デギュスタシオン(LA DEGUSTATION)」の扉を開けてみてください。
この店をおすすめする理由は、札幌の若手ながら豊富なキャリアを持つソムリエ高橋航平さんが「本物のワインを一杯だけでも気軽に飲める店を出したい」ということでオープンした店だから。
場所はサツメシでもすでに何軒かをご紹介している札幌のグルメビル「プレイタウンふじ井ビル(南3西3)」の6階。カウンター8席の隠れ家的ワインバーです。
開店のコンセプトは
・扱うワインは全てフランス産(ブルゴーニュを中心に)
・いろいろな利用シーンに合わせて可能な限りの長時間営業を行う
・一杯から気軽にワインを楽しめるように、“ノーチャージ”
・ワインに合わせた手頃なおつまみを用意する
というもの。
ワインのラインアップは毎日「当日付けのメニュー」で案内されます。
この日は、まずシャンパーニュ「ANDRE CLOUET SILVER BRUT NATURE アンドレ・クルエ シルヴァー ブリュット ナチュール」でスタート。
ワイン好きなら思わずニヤリ、特にワイン関連の書籍やあの有名な漫画を読んでいる方にとってはそんな一杯です。
白ワインは「Paul Carillon BOURGOGNE ALIGOTE 2014 ポール カリヨン ブルゴーニュ アリゴテ」。
白ワインには、今札幌ではこの店でしか食べられない注目の自然派缶詰「カンナチュール」(※)の中から「空飛ぶサーモン(オニオン&マスタード煮)」を合わせました。
赤ワインは「MATHIAS PARENT Hautes Cote de Nuits Rouge マティアス パラン ブルゴーニュ オート コート・ド・ニュイ ルージュ」、ピノノワールです。
カンナチュールからは「近江牛 グラウンドビーフ(黒曜)」を。
このカンナチュール、現在はご主人がワイン用に厳選した何品かを用意していますが(パンフレットも置いてあるので)リクエストすればリストオンしてくれるかもしれません。
そんなことを気軽にお願いできるのもこの店ならではでしょう。
ご主人はフランス在住のワイントレーダーとの強いコネクションにより、日本では滅多に飲めないようなワインを直輸入。そのため品質も抜群、価格的にも格安な設定がなされるということもしばしばあるそうです。
そんな逸品が飲める「ワイン会」も定期的に実施しているとのことなので、興味がある方はご主人に気軽に尋ねてみましょう。
すすきのでふと「ワインが飲みたい…」と思ったら、この店を思い出してください。深夜の3時まで営業しています。
土日祝日には15時の開店なので、ちょっとした昼飲みも楽しめます。
店名の「デギュスタシオン( DEGUSTATION)」とはフランス語で「試飲・試食」の意味で、気軽に少量をそろえたコース料理を指すこともあります。まさにこの店のイメージ通りといえるでしょう。
(※)「カンナチュール」は、最近テレビの人気ドキュメンタリー番組でも取り上げられて注目を集めている缶詰で、生産者との繋がりを密にして地域の特産品や農作物などを化学調味料や保存料を一切使わずに加工。生産の過程で生じる規格外の食材なども活用することで、食品ロスの低減に貢献するサスティナブルな「デリシャス缶詰」を指向しています。
その他の写真
店データ
- 店名
- ワインバー ラ デギュスタシオン Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南3条西3丁目 プレイタウンふじ井ビル6F
- 電話番号
- 011-211-0629
- 営業時間
- 17:00〜翌2:00(土日祝は15:00〜)
- 定休日
- 基本無休
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩5分
- 予算
- 7〜8,000円