“カレーの街” 札幌でスープカレーも本格的なインドカレーも味わいたい。あるいは食事のメンバーで意見が分かれたときなどに思い出してもらいたい店が「レッドチリ（RED CHILI）」です。

場所は円山地区、地下鉄東西線の西28丁目駅から徒歩3分ほどの住宅街。周りには飲食店はほとんどない閑静な地域なので、ちょっとした穴場感もあります。

しかしこの店、有名グルメサイトで「百名店」に選ばれており、特にインドカレーでは札幌で3本の指に入るほどの評価を受けているのです。

店に入ると本場からと思われる店員さんが迎えてくれます。
店内にはあちこちにネパールの絵画や装飾品などが飾ってあり、エキゾチックな雰囲気。漂うスパイスの香りも「おいしいカレーを食べるぞ！」という気分を盛り上げてくれるでしょう。

そのインドカレーは3種類の「ベース」に、本場から取り寄せ自家焙煎したスパイスを合わせてコクとアクセントを楽しめるもの。

まずは玉ネギをじっくり煮込んだ「オリジナルベース」。「野菜カレー・チキンカレー・キーマカレー」などが人気です。

次に「バターチキンカレー」や水を使わず野菜だけで作る「ネパールチキンカレー」などの「トマトベース」。

そしてそのミックスである「ダブルベース」には「チキンララカレー（鶏ひき肉ともも肉のミックス）」があります。

スパイスの扱いに長けたネパール人シェフが作る「スープカレー」はひと味違います。

シンプルな「ベジタブルスープカレー」やタンドリーか煮込みかのチキンを選べる「チキンスープカレー」に、ファンの多い「シーフードスープカレー」。最近札幌でも流行の「キーマ納豆スープカレー」などまでがラインアップ。

札幌のスープカレーに多いダシの旨味を重視したものとは一線を画す、オリジナルベースとインドの本格スパイスを融合させたような独自の味わいです。

本場のタンドールで焼く「ナン」も名物のひとつで、基本の「プレーンナン」はふっくら感や甘さはやや控えめなタイプ。これはカレーとの相性を考えたこの店のオリジナリティでしょう。

「チーズナン」も店自慢の一品なので、カレーにつくプレーンナンをプラス200円でチーズナンに変更してみるのもおすすめです。

「どのカレーにしようか？インドカレーかスープカレーか？」などと悩んだときにはセットメニューも用意されています。

「Indian Set」インドカレー2種（野菜・キーマ・チキン・チキンサグ・キノコから）＋ライス＋プレーンナン
「Nepal Set」バターチキンカレー＋チキンララカレー＋ライス＋プレーンナン＋サラダ
「Red Chili Set」キーマカレー＋チキンティッカスープカレー＋ライス or ナン
という3種類のセットがあり、「Red Chili Set」はインドカレーとスープカレーの両方を味わえる組み合わせになっています。

サイドメニューにも定番の「タンドリーチキン」やネパール餃子の「モモ」などがあり、ビールやワインのおつまみにも最適です。

「レッドチリ」はランチタイムの11:30から深夜の23:00まで通し営業なので、思い立ったときに突然訪問ということも可能です。本格的なインドカレーや本場のスパイスを活かしたスープカレーを味わってみてはいかがでしょうか。

ランチタイム（平日11:30〜15:00）情報：
キーマカレー・チキンカレー・チキンサグカレー（ほうれん草入り）のどれかにサラダ・ドリンクで900円の「ランチセット」があります。

その他どのカレーでもドリンク付き、インドカレーにはサラダも付いています。