第三モッキリセンター
札幌を代表する高コスパの大衆居酒屋
※ 表記価格は2024年7月現在のものです。
札幌で大衆酒場といえば、必ずというほどその名があがる「第三モッキリセンター」。
創業は、遡ること90年以上前の「角打ち」(酒屋の店内で飲ませる営業スタイル)にその端を発します。
「モッキリ(もっきり)」とは、お酒をコップや升に盛って一杯ずつ売ること。
角打ちの前身を持つことがその店名からもわかります。
場所は地下鉄東西線バスセンター前駅の3番出口から徒歩1〜2分(大通駅からも地下通路経由で同じ出口を利用できます)、繁華街ではないものの店内は連日賑わっています。
店の造りは東京の老舗居酒屋に見られる「コの字型」カウンターが中心、まさに正統スタイルの大衆居酒屋です(テーブル席、座敷もあります)。
大衆居酒屋といえば何といってもコスパ。「安くてうまい!」が重要ですが、もちろんこの店もその条件は十分満たします。
154円の「納豆」(以下全て税込)から、定番の「枝豆」や「冷奴」などは220円とリーズナブル。
さらに居酒屋といえば「ポテトサラダ」。その店の実力を表すともされるメニューですが、じゃがいもの味がしっかりした仕上がりで308円。
その他どのメニューもおすすめですが、特に人気は「さばの味噌煮」(462円)。
しっかり煮込まれた鯖は、骨まで食べられる柔らかさ。味噌の味加減もお酒にぴったりです。
お酒は「旨口 正一合」が297円、1級(白鷹)が374円とリーズナブルで、生ビール(スーパードライ484円)や瓶ビール(エビス大瓶726円、スーパードライ605円)・焼酎・ウイスキー・ワインと一通り揃っています。
ちょっと贅沢したい時には「越乃寒梅 灑(さい・純米吟醸)」726円も用意されています。
とにかく何を食べて飲んでも「安くてうまい」、これを地で行っている店といえるでしょう。
この店のもうひとつの特徴が13時から営業していること。
昼飲みやゼロ次会にはうってつけの一軒です。
最初はカウンターの賑わいと活気に圧倒されるかもしれませんが、慣れてしまえばその雰囲気が心地良い。そんな魅力を持っています。
札幌で一人飲み(もちろん2人でも)の時には「第三モッキリセンター」の扉を開けてみてください。
そこには「至福の時間」が待っています。
その他の写真
店データ
- 店名
- 第三モッキリセンター Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南1条東2丁目2
- 電話番号
- 011-231-6527
- 営業時間
- 13:00〜22:00、土曜日は13:00〜20:00(L.O.各30分前)
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩5分、バスセンター前駅 徒歩3分
- 予算
- 1〜2,000円