ラーメン山岡家
“ガツンと来て、くせになる”
赤い看板に白い文字でおなじみの「山岡家」は札幌に15店舗、全国には150を超える店舗を展開する一大ラーメンチェーンです。
札幌に本社を構える地元のラーメンであることに違いはありませんが、1号店は1988年(昭和63年)にオープンした茨城県の牛久市店。札幌にはその後1992年(平成4年)に進出、すすきのに北海道1号店を開店しています。
そして「山岡家」といえば、店の外にまで漂う独特の香り。
好き嫌いが分かれるものの、香りに誘われて入店するファンも多いのです。
その正体は丸3日間、水だけで煮込み続けた「豚骨のスープ」。
一般的なチェーン店ではセントラルキッチンで作られたスープを全店で使いますが、山岡家では各店舗での “手作り” にこだわります。
店の外まで漂う香りは仕込みに手間をかけていることの証で、そのスープはコクがあるのにスッキリ。
店の表現では“ガツン” と来て、“くせ” になる!
まさにそんなラーメンです。
代表メニューの「醤油ラーメン」には大きくカットされた海苔にホウレン草というトッピング。
もう一つの特徴である「麺」はストレートな太麺で、食べ応え十分。肉本来の旨みを味わえる豚肩ロースのチャーシューも添えられます。
人気のトッピングは「味付白髪ネギ」。国産ネギを機械ではなく “手切り” することで、その香り・味・歯応えを引き出しています。
茶色系のスープに太い麺との組み合わせ、海苔にホウレン草のトッピングは横浜発祥の「家系ラーメン」を想起させます。
しかし家系とは異なり “豚骨100%” にこだわり、鶏ガラや鶏油は使いません。
一方、麺の硬さやスープの濃さなどのカスタマイズや、“スープに浸した海苔でライスを食べる” ことが定番になっているのは家系同様です。
基本の「ラーメン」のほか「ネギラーメン・チャーシュー麺・ネギチャーシュー麺・ピリ辛ネギラーメン」」があり、それぞれ「醤油・特製味噌・味噌・辛味噌・塩」があります。
「つけ麺」やその他特製のメニューもいろいろ。
人気のサイドメニューが「特製ギョーザ」。
山岡家の餃子は “焦げ” の寸前まで焼き上げた、パリカリ感と香ばしさが特徴です。
卓上には醤油・酢・ラー油・胡椒に加えておろしニンニクもあるので、これらをブレンドした “ハード” な味付けはラーメンにもビールにもよく合います。
“中毒者続出” とも言われる「山岡家」のラーメン!ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
なお、「朝ラーメン」も開店の朝5時から11時まで提供されていますよ!
(今回の店データは札幌中心部の狸小路エリアにあってアクセスも便利な「南2条店」を記載しましたが、他店舗は公式ホームページをご参照ください)
その他の写真
店データ
- 店名
- ラーメン山岡家 南2条店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南2条西1丁目6-1
- 電話番号
- 011-242-4636
- 営業時間
- 5:00〜翌4:00
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩5分
- 予算
- 〜1,000円