三角山五衛門ラーメン
札幌の「屋台のしょうゆ味」ラーメン
札幌のラーメンといえば味噌のイメージが強いかもしれませんが、戦後札幌で発祥したラーメンは屋台の醤油味でした。
ここでは札幌で “屋台のしょうゆ味” を掲げて人気を集める店、「三角山五衛門ラーメン」をご紹介しましょう。
場所は札幌のアーケード街「狸小路」を西に向かい、すっかり屋根のなくなった9丁目の角です。
かつては映画「探偵はBARにいる」のロケにも使われたことで、観光客にも人気になりました。
看板には「屋台のしょうゆ味 三角山五衛門ラーメン」とあります。
開店時は看板通り「しょうゆラーメン」の専門店でしたが、その後期間限定で提供した「鶏塩ラーメン」が好評で、現在ではその2種類のメニュー(+バリエーション)になっています。
自慢の「しょうゆラーメン」は、北海道ならではの鮭節を使ったあっさり(ながらコクのある)醤油味のスープに、チャーシュー・白髪ネギ・のり・メンマ、そしてこの店独特の春菊がトッピング。
一方の「鶏塩ラーメン」は濃厚な白湯スープで、その塩加減が鶏の旨味を引き出しています。半熟卵がカットされ1個分乗っているのは彩り的にも良いバランスです(こちらにも春菊は添えられています)。
サイドメニューの「ごはん」ものシリーズもおすすめで、「じゃこめし」や「ネギチャーシューめし」などが用意されています。
狸小路付近で早めに終わった飲み会の後など、締めにはこの店のシンプルな「しょうゆラーメン」がよく似合うので、ちょっと寄ってみてはいかがでしょうか。
その他の写真
店データ
- 店名
- 三角山五衛門ラーメン Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南2条西9丁目998
- 電話番号
- 011-261-9701
- 営業時間
- 10:30〜22:00
- 定休日
- 元旦
- アクセス
- 地下鉄東西線西11丁目駅 徒歩5分
- 予算
- 〜1,000円