らーめん サッポロ 赤星
札幌の元祖「ワンコイン」ラーメン店
※ 2024年8月から「醤油・塩らーめん」は600円に改定されます。
札幌が全国有数のラーメンどころであることは誰もが知るところですが、その中で「ワンコイン」※にこだわりコスパ抜群のラーメンを提供する店が「らーめん サッポロ 赤星」です。
場所は狸小路の7丁目。店内はカウンターが9席という小さな造りですが、営業中は満席が続く人気店です。
らーめんは「塩」と「醤油」がともに税込500円。
そして「味噌」が800円。
バリエーションとしてそれぞれの「チャーシュー麺」、その他はトッピングと具(味玉・ネギ・岩のり・メンマ)の増量に「麦めし」などの簡単なご飯もの数点というメニュー構成です。
スープのベースは鶏白湯。それぞれに魚介が香りますが「醤油らーめん」は “かつお” の出汁を感じさせ、あっさりな仕上がりです。
一方の「塩らーめん」の魚介は “あさり” とのことで、その旨味が塩で引き出されており、醤油同様あっさりなスープになっています。
そのスープに合う中細の麺は少し縮れた透明感のある自家製麺。
具は柔らかなチャーシューとメンマ・半熟たまご(→お麩に変わりました)、そしてネギと岩のりが乗っています。ワンコインだからといって、手抜きは全くありません。
トッピングには「ピリ辛赤玉」がおすすめ。
ピリ辛味の鶏挽肉を団子状にしたもので、これを少しずつほぐしながら食べるとちょうど良いアクセントになります。最初はスープをそのまま味わって、その後に赤玉をほぐせば “ピリ辛ラーメン”になります。
カウンターには「さばにんにく粉」が置かれています。
これぞ「赤星」自慢の特製調味料で、スープに混ぜていただけば新たなコクが生み出されるのです。炒飯など他の料理にも使えるので、「お土産用」も販売されています(300円)。
ワンコインのラーメンでありながら、これだけの味わいの変化と深いコクが楽しめることには驚きしかありません。ベースをしっかり作っているからこそ出せる味でしょう。
「らーめん サッポロ赤星」では2019年10月1日からの消費増税にも負けず、値段据え置きで「ワンコイン」にこだわっています※。
もちろんその圧倒的なコスパを感じればこそとはいえ、価格高騰もみられる昨今のラーメン業界にあってそのこだわりは、応援したくなる一軒となるに違いありません。
その他の写真
店データ
- 店名
- らーめん サッポロ 赤星
- 住所
- 札幌市中央区南3条西7丁目7
- 電話番号
- 011-272-2065
- 営業時間
- 11:00〜23:00
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩8分
- 予算
- 〜1,000円