三代目 月見軒 札幌駅北口店
みそラーメンとチャーハンが大人気
※ 2024年6月1日よりビルの耐震強度補強工事のため臨時休業となっています。再開は7月25日を予定しています。
札幌を代表するグルメである「ラーメン」。
昭和20年代に創業した老舗の「だるま軒」や「味の三平」は今でも人気の店として営業を続けていますが、両店に続く歴史を持つ店に「月見軒(つきみけん)」があります。
昭和33年(1958年)札幌の有名割烹の店主がすすきので創業し、その後北33条に移転(※)。今回ご紹介する「三代目 月見軒 札幌駅北口店」はその支店ですが、JR札幌駅から徒歩数分というアクセスに便利なこと、40席以上の収容力があって使いやすいことから人気の店舗となりました。
店内に入るとそれを証明するかのように、芸能人や有名人のサインがたくさん飾られています。
人気は伝統の「みそラーメン」。
赤味噌と白味噌をブレンドし、野菜や果物を加えた味噌ダレが味の秘密で、じっくり煮込んだスープと相まって旨味とコクを演出します。
麺は札幌ラーメンの定番でもある中太縮れ麺。
熟成させることでコシを強化した麺は自慢のスープともよく絡んで、月見軒の「みそラーメン」を特徴付けています。
この店のもう一つの人気メニューが「チャーハン」。
北海道長沼産の「ふっくりんこ」(店内に原産地表示のプレートあり)を使うことで、ふっくらながら粘り気の少ない、米の一粒一粒を感じさせる(パラパラ系)仕上がりに。
さらに冷めても固くならないという点も、ラーメンのサイドメニューとして食べることの多いチャーハンに向いている特徴といえるでしょう。
味付けはシンプルでラーメンの味を邪魔しません。ボリュームもたっぷり(普通盛りで300g)ながら紅生姜が良いアクセントになっており、お腹に収まりのよいチャーハンです。
ラーメンと一緒だと少し多いという場合、2人での訪問なら普通盛りのシェアがおすすめ。
その旨お願いすれば、2皿に取り分けて提供してくれるので1皿150gの手頃な「半ちゃんラーメン」になります(3人なら「大盛り」にすれば同じく1皿150gになります)。
札幌でナンバーワン!と評価するファンも多いこの店のチャーハン、ぜひラーメンとともに味わってみてください。
その他一品ものとして「ギョウザ」、おつまみとして「チャーシュー・メンマ・キムチ」があり「生ビール」も用意されているので、街中華的な楽しみ方もよいでしょう。
(※)なお白石区北郷3条にも「三代目 月見軒 本店」がありますが、北33条の本店と今回ご紹介した「札幌駅北口店」とは別経営の店になります。
その他の写真
店データ
- 店名
- 三代目 月見軒 札幌駅北口店 Webサイト
- 住所
- 札幌市北区北6条西7丁目5-3 北海道自治労会館 1F
- 電話番号
- 011-727-0607
- 営業時間
- 11:00〜21:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- アクセス
- JR札幌駅 徒歩5分
- 予算
- 〜1,000円