(閉店)Uraniwa(ウラニワ)

昼も夜も楽しめるオシャレ“うどんBAR”

(閉店)Uraniwa(ウラニワ)

※ Uraniwaは閉店しました。

 

当サツメシの過去記事でも「札幌にはうどん専門店が少ない」というコメントを何度か記しています。
ご存知のように北海道は小麦の全国最大生産地であり、良質の水にも恵まれ、天ぷらなどに使う魚介や野菜類も豊富に手に入るなど「うどん」作りには最適の環境のはず。
そんな北海道を代表する札幌で「うどん」を食べる機会が少ないことはとても残念なことです。

遠目には「何のお店?」という佇まい

遠目には「何のお店?」という佇まい

そこで今回は、「うどん」の新たな楽しみ方を体験できるおすすめ店をご紹介しましょう。
その店の名は「Uraniwa(ウラニワ)」。地下鉄東西線西18丁目から南に5分ほど歩いた場所にひっそりと店を構えます。

外観からは何の店か分かりませんが、白地の暖簾に「うどん 和×仏」という文字が小さくあるので、それを見て初めて(うどんの店と)気付くかもしれません。

ゆったり感のあるお洒落な店内

ゆったり感のあるお洒落な店内

しかしこの店、ただのうどん店ではありません。
ここで提供するうどんは、かつて札幌で名店と称された「三角山五衛門」の直伝。五衛門元主人の手ほどきによりその技術を継承、昨年(2020年)新規オープンした店なのです。

五衛門直伝の「うどん」

五衛門直伝の「うどん」

自慢のうどんはランチタイム(11:30〜)から食べられます。
品書きは温・冷ともに500円(かけ・もり)から。そのほかにも各種のうどんがありますが、五衛門といえば何といっても「豚の角煮」と海老天をはじめとする「天ぷら」が名物でした。

名物の「豚の角煮」

名物の「豚の角煮」

Uraniwaでも「角煮定食」(1,200円、うどん+角煮+小ライス)に「天丼」(1,400円、小うどん付き)というご飯ものに、「天ぷら・天もり」の各うどん(1,250円)がしっかり用意されています。

コスパ高い「天ぷら」

コスパ高い「天ぷら」

天ぷらは天丼・うどんとも海老3本+野菜、海老2本+穴子1本+野菜、穴子2本+野菜から選べます。
人気の海老天はもちろん「国産穴子」にもこだわっていることが分かるメニュー設定です。

BARカウンターもあります

BARカウンターもあります

そして夜にはお洒落なBARに変わります。

お酒類はビールにウイスキー、ワインにカクテルなどひと揃い。
特にハイボールは店員さんによると “円山地区ではここだけ” の強炭酸が作れるサーバーによるものです。

強炭酸の「ハイボール」

強炭酸の「ハイボール」

BARタイムでも、この店ならではの豚の角煮天ぷらなどでお酒を楽しむことができます。
「豚の角煮」(単品850円)は厳選の豚肉を丸3日間煮込んだ、箸でホロリと切れるほどの仕上がりです。
五衛門の直伝ながら、肉質を変えて食べやすさを追求するなど独自の工夫も加えています。
ご飯にもお酒にも合う、この店ではもはや外すことのできない一品といえるでしょう。

「角煮」は箸でホロリと切れます

「角煮」は箸でホロリと切れます

面白いのがタバスコを一緒に出してくれること。
角煮には少し意外な組み合わせですが、食べている途中にでも少しかけてみてください。ちょっとした “味変” が楽しめます(まさにUraniwa流!ぜひお店でどうぞ)。

天ぷらもサックリした揚げ切りが心地よいもので、夜には「本日の天ぷら盛り合わせ」(1,150円)が用意されます。

「天ぷら」と「スプマンテ」のマリアージュ

「天ぷら」と「スプマンテ」のマリアージュ

海老2本に穴子、野菜が3種類という内容はお得感ありです。
「スプマンテ」などを合わせてお洒落に味わってみてはいかがでしょうか。

軽めの一品料理もいろいろ用意されています。
定番の「枝豆」「フライドポテト」(各400円)「板わさ」(500円)などをはじめ、ちょっと珍しい「イカトンビのマリネ」(400円)などもあります。

ユニークな「イカトンビのマリネ」

ユニークな「イカトンビのマリネ」

「イカトンビ」とはイカの “口ばし” のこと。独特の食感とイカならでは旨みが噛むほどに味わえます。それを野菜類とマリネにしたユニークな一品で、ワインによく合います。

自信作「Koutaのだし巻き玉子」

自信作「Koutaのだし巻き玉子」

「Koutaのだし巻き玉子」(600円)は店主の名前を冠した自信の玉子焼き。“だし” にはこだわりを持つこの店らしいメニューといえるでしょう。

自慢の「うどん」で締められます

自慢の「うどん」で締められます

締めにはもちろん自慢の「うどん」で。
うどんは程よいコシがありながら表面はツルっとした柔らかさが特徴で、確かに五衛門のうどんを彷彿とさせます。
出汁もあっさりした中に旨みを感じるもので、飲んだ後には最適といえるでしょう。

金色に輝やくような「出汁」つゆ

金色に輝やくような「出汁」つゆ

お洒落な店内で気軽にお酒を楽しんで、うどんで締める
そんな “うどんBAR” 的な新しい楽しみ方を体験できる店がここ「Uraniwa」。もちろん、かつての「五衛門」ファンにもおすすめです。

<サツメシ:うどん特集>

その他の写真

店データ

店名
(閉店)Uraniwa(ウラニワ) Webサイト
住所
札幌市中央区南2条西18丁目291-27 S2ビル1F
電話番号
011-215-7703
営業時間
11:30〜15:00(L.O.14:30)、18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日
月曜日はランチのみ
アクセス
地下鉄東西線西18丁目駅(2番出口)徒歩5分
予算
2〜3,000円

おすすめメニュー

  • 角煮定食:1,200円(内容は記事参照)
  • 天丼:1,400円(内容は記事参照)
  • 天ぷらうどん:1,250円(天もりも同価格、内容は記事参照)
  • 道産豚の角煮(単品):850円
  • 本日の天ぷら盛り合わせ:1,150円
  • おつまみメニュー:400円〜

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