進龍

琴似の“町中華”は地元の大衆食堂

進龍

琴似にある「進龍(しんりゅう)」は40年以上地元民に愛される “町中華” です。
琴似の繁華街ではありませんが、地下鉄の出口からは近い便利な立地にあります。

5番出口なら徒歩3分

5番出口なら徒歩3分

暖簾をくぐって店に入れば店内はカウンターに小上がり、昭和を感じさせる雰囲気にあふれます。
厨房にはベテランの女性店員が2人、そのほか出前担当の方もいるようです。

小上がりもある大衆的な店内

小上がりもある大衆的な店内

メニューはいかにも大衆中華らしく、カウンターの上にズラリと掲げられています。
トップ(一番右)にあるのは「正油ラーメン」。その左に「しおラーメン」「みそラーメン」の定番3味〜その他の麺類〜ご飯もの。

ここまでは普通の大衆中華ですが、実はこの店には名物といえる人気メニューがあります。

名物「カツカレー」

名物「カツカレー」

「カツカレー」です。
カレーは事前に作っておいてサッと提供できるので、飲食店ならメニューにあって不思議ではありません。しかしこの店では注文を受けてから作るのです。

注文を受けると中華鍋で具材を炒めて、スープを加えカレー粉等も加えて作る様子がカウンターから眺められます。カツも揚げたてを深皿にライスを盛った上に乗せ、その上に出来たて熱々のカレーをかけて目の前に運ばれます。

トロみのあるカレー

トロみのあるカレー

福神漬けがトッピングされ、端に添えられたスプーンにはフォークが重ねられています。
カツはやや薄めにカットされた肉をカリッと揚げてあり、そのクリスピー感はカレーに好相性です。

カレーは予想以上にトロみがあり、適度な辛みに加えた(ラーメン用なのでしょう)スープがコクと旨味をしっかり出しています。まさにこの店独特の「ラーメン屋のカレー」といえるでしょう。

シンプルな「正油ラーメン」

シンプルな「正油ラーメン」

そのラーメンもオーソドックスな作りが特徴で、メニュートップの「正油ラーメン」は札幌で一般的な醤油ラーメンとは一線を画す、店の雰囲気どおりの “昭和” を感じさせる支那そば・東京風中華そば的な作りです。

町中華といえば「ギョーザ」(写真は「半」サイズ)

町中華といえば「ギョーザ」(写真は「半」サイズ)

“町中華” といえばビールと「餃子」の組み合わせも外せません。もちろんこの店の「ギョーザ」もビールによく合うおすすめの味。

「他の料理とセットで食べるには10個は多い」という方は「半ギョーザ」(5個3)もあるので、注文してみましょう。

ユニークな「目玉チャーハン」

ユニークな「目玉チャーハン」

さらに大衆中華定番のひとつ「チャーハン」も人気です。
おすすめは目玉焼きが乗った「目玉チャーハン」。卵を2個焼いた目玉がちょっとした贅沢感を演出してくれます。

なお、「目玉」はカレー(目玉カレー)でも楽しめるこの店のスペシャルトッピングとして人気です。

店の前からは「三角山」が眺められます

店の前からは「三角山」が眺められます

琴似の「進龍」はその料理はもちろん、女性店員の肩の凝らない気軽な接客も魅力です。
時にはこんな町中華であり大衆食堂でもある店で、味のある料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

その他の写真

店データ

店名
進龍
住所
札幌市西区琴似1条3丁目1-13
電話番号
011-644-6899
営業時間
11:00〜20:30(要確認)
定休日
水曜日
アクセス
地下鉄東西線 琴似駅(5番出口) 徒歩3分
予算
〜1,000円

おすすめメニュー

  • カツカレー:900円(税込)
  • 正油ラーメン:650円
  • 目玉チャーハン:750円
  • 目玉カレー:750円
  • ギョーザ:700円
  • 半ギョーザ:350円