狸小路横丁／HUGイートで人気の「大豚白（だいとんぱく）」が2024年6月、西28丁目に移転オープンしました。老舗のラーメン店「味坊」のあった場所です。

狸小路以来の看板メニューは店名を冠した「大豚白麻婆麺」。

麻婆豆腐の辛さは「０トン」から「メガトン」まで選べます（辛さの説明がユニークなのでお店のメニューでご確認を！）。

この麻婆麺、スープのまろやかな旨味と好バランスで、極端な辛さを感じさせません。激辛好きの方は思い切って10トンやメガトンを選んでみてもよいでしょう。

その理由はこれ。

これも店名由来のネーミング「大豚白麺」。メニューには（タンメン）ともあるようにこの店オリジナルのタンメンです。
ベースとなるこのタンメンがしっかり作られていることが、麻婆麺の旨さでもあるのです！

具は大きめにカットされた豚バラ肉に野菜はモヤシ・キャベツ・ネギ・玉ネギ・ニンジン・キクラゲなどが山盛りになってなかなかの迫力です。

スープはタンメンには珍しい豚骨の白湯で、白ゴマがパラリと。ひと口含めば野菜の甘味を感じます。
野菜をかき分けようやく見えた麺は中太縮れのモッチリ系。スープがよく絡み、野菜とも相性良くその食感を楽しめます。

このように具・麺・スープ全てのバランスが良く、完成度の高いタンメンといえるでしょう。
札幌でタンメンが食べられる店は多くないので、貴重な一軒といえるかもしれません。

その他の激辛メニューには「赤鬼」（ネギ辛味噌）「青鬼」（ニラ辛醤油）「鬼BLACK」（焦がしニンニク＆ブラックペッパー＆韓国海苔）もあるので、激辛ファンなら一度お試しになってはいかがでしょうか。

これら麺料理に加え、中華の一品料理も充実。“中華飲み” もこの店の楽しみです。
中でも看板メニューの「拳骨焼売」は知床鶏を使ったこだわりの一品。

その名の通りゲンコツのようなビッグサイズ。中華せいろで提供されます。

その他、町中華の定番「焼餃子」も人気の一品。

さらに「水餃子」も外せません。

小ぶりで食べやすく、その食感と旨味が特製のタレで引き立てられています。

そうそう “町中華飲み” スタイルで最初に「ビール＆餃子！」って注文なら、一緒に「ザーサイ」もどうぞ。これもビールによく合うあっさり系のおいしいザーサイですよ！

このように食事（ランチの「セット」もおすすめ！）も中華飲みも楽しめるここ「大豚白」は円山〜西28丁目エリアでは外せない注目の店といえるでしょう！