未来カレー こりす
札幌で新ジャンルのカレーに挑戦
札幌といえばカレー、まさに “カレーの街” といえるほど多くの名店がひしめいています。
中でも「スープカレー」は札幌3大グルメに数えられるほどです。
そんな札幌で、新たなジャンルのカレーに取り組んでいる店があります。その名は「未来カレー こりす」。
場所は札幌の繁華街狸小路の6丁目から少し南に向かったところ、資生館小学校の道を挟んだ東向いにあります。シンプルな店構えなので、初めての場合は通り過ごしてしまうこともあるほど。
店内は5席のカウンターにテーブル席、全体にはカフェ風ともいえる落ち着いた雰囲気です。
入口の下部分に「りす」のイラストが描かれていたり、カウンターにも小さな人形が置かれるなど、店名にマッチした可愛らしい店造りになっています。
「未来カレー こりす」とはちょっと変わった店名ですが、「ジャパニーズインディアカレー」と呼ぶ新しいジャンルのカレーに未来を追求し、店主が似ていると言われた小動物のこりすとカレーに使う香辛料のコリアンダーがギリシア語でKorisであることにかけているとのこと。
カレーのメニューは大きく7種類に分類されて表記されています。
まずは基本の「Basic」。チキンカレーやラムカレー、ベジタブルカレーなどがあります。
このBasicに辛味を効かせたカレーが「Very hot」。
同じく(Basicに)ほうれん草を練り込んだ「Palak」、バターとカスリメティ(ドライハーブ)を加えたまろやかな「Butter」。
トマトとスパイスの効いた「Masala」と「Butter Masara」もあります。
そして「Charenge」として、カレー名店のインスパイアによる “ジャパニーズインディアカレー” に挑戦しています。なるほど、メニューには名店デリー(DELHI)と同じく「カシミールカレー」や「コルマカレー」が並んでいます。
全てのカレーは辛さをNo.0からNo.3まで4段階で選べます。
人気は「バターチキンカレー」。
まろやかな口当たりながら、辛さをNo.2くらいにすれば、食べて汗が出てくるほどのスパイシーさも感じられます。
カレーに合わせるは、名物の「自家製焼きたてパン」。
見た目は小さめの「ナン」を膨らませたように思えますが、触ってみると(すぐには持てないほど)熱々で、表面はまるでバゲットのように硬く焼かれています。
少し冷めるのを待って千切ってみれば表面はカリッと、中はフワッとしており、そのまま食べても小麦の香りに旨味も感じる仕上がりです。
もちろんカレーとの相性はバッチリで、このオリジナリティは特筆ものといえるでしょう。
ランチタイムにはこのパンかライスが無料サービスとなり、プラス220円でミニサラダとドリンクのセットを付けられます(ドリンクだけなら110円)。
この店ではカレーはもちろんのこと、お酒を楽しむ「Side Menu」も用意されています。
おすすめは「ちょっとずつセット」。
きんぴら・ラタトゥイユ・トルシー・砂肝コンフィ・チキンピックルの中から3種類を選ぶことができ、パキスタン風のピクルスである「トルシー」を中心に組み合わせれば、ちょっとした前菜が作れます。
その他にも「パリパリキャベツ」や「チキンティッカ」、手作りの「餃子」(5個)など、たくさんのサイドメニューがあるので要チェックです。
4人以上ならば、圧倒的ともいえる高コスパの「Party Menu」があります。
料理が9品に2時間の飲み放題が付く「Aコース」が3,850円、料理が6品で同じく飲み放題付きの「Bコース」が3,300円という格安値段です。
もちろん、それぞれにカレーと自家製のパンも含まれるので、気軽にこの店の名物料理を味わうことができます。
「未来カレー こりす」は札幌にありながら独特のカレーを追求しつつ、気軽に居酒屋使いもできる楽しい店です。一度この店の “ジャパニーズインディア” のカレーを体験してみてはいかがでしょうか。
なお「未来カレー こりす」では、ほとんどのメニューのテイクアウトが可能です。
自宅でもオリジナリティの高いカレーとスパイス料理、そして名物のパンを味わうことができます。
電話(03-252-3333)、LINE/@483ijgkjも対応しています。
その他の写真
店データ
- 店名
- 未来カレー こりす Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南3条西6丁目 ARK36ビル 1F
- 電話番号
- 011-252-3333
- 営業時間
- 11:30〜14:45L.O.、17:00〜21:00L.O.
- 定休日
- 火曜・水曜日
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩5分
- 予算
- 1〜2,000円