松尾ジンギスカン 札幌駅前店
「漬け込み」ジンギスカンを代表する店
ジンギスカンには大きく分けて2つのタイプがあります。
一つは「後づけ」タイプ。
羊肉を焼いた後にタレを つける食べ方。札幌市内では主流となっているタイプで、有名店の「だるま」などに代表されます。

老舗の「松尾ジンギスカン」
もう一つは「漬け込み」タイプ(※1)。羊肉を予めタレに漬け込んだもので、そのまま焼いて食べられます。
今回はこの代表選手であり、元祖でもある「松尾ジンギスカン」をご紹介しましょう。
(※1)厳密に決まった言い方はなく、「後付け・漬け込み」以外にも「先ダレ・後ダレ」や「タレつけ・付けダレ・味付け」など多くの表現が使われています。

独特の味付けジンギシカン
松尾ジンギスカンは昭和31年(1956年)現在の空知地方に区分される滝川市で創業。当時羊肉の品質が低く特有の臭みがあったため、松尾ジンギスカンでは地元の名産であるリンゴや玉ねぎに各種のスパイスなどを加えたタレを開発し、これに漬け込むという独自の手法を確立しました。
この手法は「松尾」以外にも「滝川式」や「空知」の名を冠しても広まり、ジンギスカンを北海道の食文化として根付かせる一翼を担いました。
その松尾ジンギスカンを札幌で味わうなら「札幌駅前店」がおすすめ(※2)。
JR札幌駅からすすきのまで続く地下道に直結、雨の日や冬の雪の日にもアクセスしやすい場所にあるからです。
代表メニューは「2989(ニクヤク)4種盛りセット」。
値段はその名の通り2,989円(以下全て税抜・ドリンク一杯付き)です。肉は、特上ラムジンギスカン・ラムジンギシカン・マトンジンギスカン ・ラムハツの盛り合わせになります。
宴会コースとしては、食べ飲み放題の「ラムリブロースジンギスカンコース(5,000円)・特上ラムジンギスカンコース(4,818円)・ラムジンギスカンコース」(4,364円)・マトンジンギスカンコース(4,182円)」が用意されているので、お酒とともにたっぷり肉を楽しみたいならこちらがおすすめです。

野菜もたっぷり
手頃なランチメニュー(980円〜)もありアクセスも便利な「松尾ジンギスカン 札幌駅前店」は、どこに行こうか悩んだ時に使い勝手の良い食事処としておすすめしたい一軒です。
(※2)松尾ジンギスカンの直営店は、滝川市の本店を含めて北海道内に10店舗、東京に3店舗があります。その他北海道各地にフランチャイズ店が点在しています。
なお、松尾ジンギスカン 札幌駅前店では販売用の商品を店頭で購入できます。また「出前館」によるデリバリー対応も行っているので、詳細はこちらにてご確認ください。
店データ
- 店名
- 松尾ジンギスカン 札幌駅前店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビル B1F
- 電話番号
- 011-200-2989
- 営業時間
- 11:00〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜23:00(L.O.22:15)
- 定休日
- 年末年始
- アクセス
- 地下鉄さっぽろ駅徒歩3分
- 予算
- 4〜5,000円