かけはし 総本店
日本一「しいたけ」にこだわる名居酒屋
※ 当記事は訪問時(2021年7月)の内容です。メニューの内容・価格等は変更されているので、参考記事としてご覧ください。
札幌でおすすめの居酒屋なら「活食・隠れ酒蔵 かけはし総本店」は外せない一軒でしょう。
その理由は、食材へのこだわり、それをおいしく食べさせる工夫、お酒の揃え、隠れ家的雰囲気。
これらが高いレベルで保たれているからです。
「かけはし」という店名には、各地の農家・漁師・蔵人が丹精込めた食材や銘酒を取り揃え、その心を伝える “架け橋” でありたいという想いが込められています。
「かけはし総本店」はすすきのの中心部の少し東寄り、ビルの4階という隠れ家的な場所にも関わらず連日満席必至の人気店です。
エレベーターを降りればそのまま店の入り口になっており、カウンターにテーブル席・個室も充実した店造りなので、一人飲みからグループ使いまでどんなケースにも対応してくれるでしょう。
席に着くとグランドメニューとともに、手書きの「本日のおすすめ」が渡されます。その中でも旬の食材を使った「炭火焼き」はこの店の名物のひとつです。
飲み物を頼んでメニューを眺めていると、店員さんがその日の(炭火焼き用の)食材を持って来てくれるので、そこから好みのものを実際に見て選ぶのがこの店のスタイルになっています。
名物中の名物が「しいたけ」(1個260円程度、以下全て税抜)です。
七輪をテーブルにセットすると「しいたけの焼き方には日本一こだわってます!」と店員さんが言うように、焼き方までしっかりと説明してくれます。
上手に焼けたしいたけは、その豊かな香りと旨みに驚きます。この一品だけでも「来た甲斐があった」と思わせるほどです。
しいたけの後は「イカ一夜干し」(620円)「生干し氷下魚(こまい)」(590円)などを自分の好みに焼いてお酒のアテにするのもこの店らしい楽しみ方といえます。
刺身も自慢のメニューなので、その日のおすすめを確認して注文するとよいでしょう(5点盛りで2,500程度)。「活イカ」や「殻つきカキ(牡蠣)」「活ホタテ」など、活ものも多く揃えています。
全国から取り寄せる名品もおすすめ。
特に(8〜9月頃に)新潟から直送される「黒埼茶豆(くろさきちゃまめ)」(時価)は茹ではもちろん、炭火で焼くとさらに旨みが際立ち香ばしさが増す逸品です。メニューにあれば逃さずに注文しましょう。
「美酒鍋」(1人前1,050円)はこの店の看板メニューともいえるもので、旬の野菜を新潟の銘酒「八海山」で煮込みます。旬の具材を使うので、季節ごとに異なる鍋を楽しめます。
日本酒がベースですから、お酒に合わないはずがありません。「かけはし」に行ったら、ぜひこの名物鍋を体験してみてください。一人鍋も可能です。
全国の酒蔵ともコネクションを持ち日本酒の揃えも充実。
「飲み比べセット」メニューもあるので、炭火焼きや美酒鍋とともに、厳選の銘酒を味わってみてはいかがでしょうか。
店データ
- 店名
- 活食・隠れ酒蔵 かけはし 総本店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南4条西2丁目8-12 第31桂和ビル 4F
- 電話番号
- 011-552-9984
- 営業時間
- 17:00〜22:00(L.O.21:30)金土は〜23:00
- 定休日
- 無休(年始5日間は休み)
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩3分
- 予算
- 6〜7,000円