双六
名物「肉どうふ」と広島地酒

大通の西15丁目、北南大通の間にある中通り。
店名(双六)だけが書かれた立て看板が置かれていますが、一見は何の店かわかりません。

実はこの店、何とも気軽に楽しめる居酒屋「双六(すごろく)」なのです。
開店時間は15時と、ちょっと早めの飲みに対応しており、店頭の案内(ホワイトボード)にも「15時〜23時」との表記がありますが、15時の後に小さく「頃」の文字。

ご主人によれば「15時からは仕込みを兼ねた営業なので、おおらかに見守って頂けたら幸いです」とのこと。その分、気軽に入店して “早飲み” を楽しめるということでもあります。

夜も独特な雰囲気
店内は厨房前のカウンターに壁側に設置された置き台は立ち飲みに利用対応。
奥はグループ使いもできるスペースになっています。

この店の(メニュー的な)売りはといえば、店頭の案内にもある「広島地酒と肉どうふ」。
店主の出身地である広島県の日本酒がズラリとそろい、それに合う酒肴類もいろいろ。
中でも「肉どうふ」はお客さんにほぼ全員が注文する名物で、ゆえに現在は「お通し」として提供されています。
その「肉どうふ」は大きな炊飯器?の中に準備された出汁に注文を受けてから牛肉を入れてしゃぶしゃぶ後、味の染みた豆腐とともに器に盛ってくれます。
ひと口味わってみれば「なるほど皆が頼むわけだ」と納得するでしょう。

まずはビール(サッポロ「赤星」)を飲みながら肉どうふを味わいます。
次のお酒は「メガハイボール」。量たっぷりでガブガブといけちゃいますよ。

そしてやはり売りの一つでもある「広島の地酒」も注文しましょう。
日本酒を注文するとメガハイのジョッキにたっぷりの “和らぎ水” を注いでくれました。
ナイスアイデア!「この注文の順番(メガハイ〜日本酒)はアリだな」
地酒の一杯目は店主の出身地である呉市の酒蔵三宅本店が醸す「千福(せんぷく)」。

その「上撰吟松」をグラスに注いでくれました。
しっかりしたコシの座った味わいで、肉どうふにもピッタリです。

その他、おつまみには「煮卵」や「ぶた耳」など、どれもが日本酒によく合うものばかり。

広島流の「ぶた耳」
さらに「イカの塩辛」はこれぞ日本酒のアテ!

付け合わせの大根はおろしではなく、短冊切りのもの。塩辛自体はもちろん、大根もつまみになるという嬉しい一品です。

この日はもう一杯広島の人気銘柄「酔心」の純米吟醸をいただき、締めとしました。
焼き鳥イベント訪問記
双六では不定期にイベントが企画され、今回は「ウッチーさんの焼き鳥イベント」に訪問しました。店の前に炭火の焼き台を出し、ご主人の仲間である焼き鳥職人のウッチーさんが本格的な串物を焼いてくれます。

入店し、いつもの「赤星」を飲んでいると焼き鳥の準備が完了。

まずは「ささみ」。弾力のある鶏肉のやさしい味わい。

続いては「とり」。
先ほどのささみとは異なり、こちらは噛み応え〜旨味十分という串に仕上がっています。

お酒は「メガハイボール」。
さらに北海道で焼き鳥ならやっぱり「ぶた」。

そして串メニューにあったら必ず頼む「赤ウインナー」。

これら、専門店顔負けの串類をいただき満足、満足。
さて、日本酒に行きましょう。
今回も広島県呉市の地酒で「三谷春」。

おつまみも頼みました。
この日の焼き鳥イベント用にご主人が用意した店内メニューは…
「焦がし正油ニンニク」
「トム・ヤム・奴っこ」
「大葉明太子巻き」
これ、全て300円というサービス価格。
まずは「焦がし正油ニンニク」から。

ニンニクやニンニクの芽を正油で煮詰めて焦がしの香ばしさを加えた一品で、しっかり煮込んであるので、ニンニクの匂いは気になりません。
そしてこの料理には “おまけ” がありました。
この日の焼き鳥は「塩」焼きのみでタレはありませんでしたが、その代わり「焦がし正油ニンニク」の醤油ダレ、これが焼き鳥のタレにも使えるとのこと。

そこで「つくね」を焼いてもらい、ご主人には卵黄をいただき組み合わせてみました。

これが抜群の相性!最高の「タレ焼き月見つくね」となりました。

焼き鳥をたっぷり楽しんだ後は、定番酒「千福」でご主人のこれまたアイデアメニュー「トム・ヤム・奴っこ」を味わって、この日の締めとしました。
店データ
- 店名
- 双六 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区大通西15丁目3-26
- 電話番号
- なし
- 営業時間
- 15:00頃〜23:00
- 定休日
- 不定休(基本は10・20・30日)
- アクセス
- 地下鉄東西線西11丁目徒歩7分、西18丁目駅 徒歩4分
- 予算
- 2〜3,000円