※ 2023年11月現在の情報に更新しました。

札幌の人気商店街「狸小路」のグルメスポットである「狸小路横丁／HUGイート」。
屋台村・横丁風の飲食店街で、各店内でも中央の共有飲食スペースでも食事ができる“店舗＋フードコート”的な造りになっています。

その中の一軒、「大豚白（だいとんぱく）」をご紹介します。
店内はカウンターのみで7〜8席（HUGイートはほとんどの店が同様の造りです）。

まずは店名を採った一品の「大豚白麺」（900円税込、ハーフ700円）。メニューには（タンメン）ともあるようにこの店オリジナルのタンメンです。

注文して待つこと数分、目の前に置かれた「大豚白麺」はまず大きめにカットされた豚バラ肉が目を引きます。野菜はモヤシ・キャベツ・ネギ・玉ネギ・ニンジン・キクラゲなどが山盛りになってなかなかの迫力です。

スープはタンメンには珍しい豚骨の白湯で、白ゴマがパラリと。ひと口含めば野菜の甘味を感じます。
野菜をかき分けようやく見えた麺は中太縮れのモッチリ系。スープがよく絡み、野菜とも相性良くその食感を楽しめます。

このように具・麺・スープ全てのバランスが良く、完成度の高いタンメンといえるでしょう。札幌でタンメンが食べられる店は多くないので、貴重な一軒といえるかもしれません。

看板には「麻婆タンメンとしゅうまい」の文字があるように、タンメンに麻婆豆腐をかけた「大豚白麻婆麺（マーボータンメン）」（980円、ハーフ780円）も自慢の一品です。
麻婆豆腐の辛さは「０トン」から「メガトン」まで選べます（辛さの説明がユニークなのでお店でご確認を！）。

ベースは豚骨の白湯スープなので、最初は白い状態です。
これを食べ進めるうちにスープも赤っぽく染まり、辛みがじんわりと広がります。

その他の激辛メニューには「赤鬼」（980円、ネギ辛味噌）「青鬼」（980円、ニラ辛醤油）もあるので、激辛ファンなら一度お試しになってはいかがでしょうか。

もう一つの看板メニュー「しゅうまい」（拳骨焼売 300円）も知床鶏を使ったこだわりの一品です。さらに「焼き餃子」や「水餃子」（6個各580円）「春巻き」（2本500円）などの料理もあって、中華居酒屋としての一面も魅力になっています。

ご主人は中華料理の腕利き職人なので、グランドメニューにはない料理もいろいろあります。店内に写真付きで貼られているメニューをチェックしてみてください。

ランチタイムには、ライス＋拳骨焼売 or ザンタレ（タレつきザンギ）が付く「タンメンセット」や「ラーメンセット」もおすすめです（14時まで）。