花蕎

のど越し良く美しい「更科そば」

花蕎

「そば(蕎麦)」は使う蕎麦粉や打ち方によっていくつかの種類があります。
ソバの実の中心部だけを使った粉を「一番粉」あるいは「更科粉(さらしなこ)」とも呼びますが、その蕎麦粉で打ったそばは「更科そば」とされ、江戸時代には将軍家や大名屋敷に献上されたことから「御前蕎麦(御膳蕎麦・ごぜんそば)」とも称されます。

白く上品な「更科そば」(写真はイメージです)

白く上品な「更科そば」(写真はイメージです)

更科粉を使うことで白くきれいな見た目になりますが(そばとして)繋がりにくいため手打ちには相当の技術が必要とされています。

西屯田通りにひっそりと

西屯田通りにひっそりと

札幌でこの「更科そば」を食べられる一軒が「花蕎(かきょう)」。場所は札幌中心部からは少し西南に向かった西屯田通りの南7条です。

店内はカウンターに2卓のテーブル。ご主人が一人で店を切り盛りしています。

店に入るとカウンター

店に入るとカウンター

メニューは「冷たいおそば」に始まり、「冷たいぶっかけ」「温かいおそば」「温かいつけ汁」に分かれています。

透明感のある「ざる」

透明感のある「ざる」

この店の看板である“更科そば”を味わうなら、冷たいおそばの「ざる」(700円、以下全て税込)がおすすめ(お店でも冷たいそばを薦めています)。
手打ちの更科そばは白く透明感のあるもので、かなりの細打ちです。
少し多めに手繰っても、口当たりの柔らかさと喉越しの良さをしっかり感じられるそばになっています。

人気の「かしわ天ざる」

人気の「かしわ天ざる」

「天ぷら」も自慢で、冷たいおそばには「かしわ天ざる」(1,200円)「海老天ざる」1,500円があります。
北海道で人気の「かしわ天」は鶏肉の天ぷらです
大きめにカットされた鶏肉を使う店が多い中、この店では“薄切り”にして揚げてくれるので、衣のサクサク感とともにとても食べやすい一品に仕上がっています。
また一つ添えてくれる「紅生姜」が良いアクセントになって、食べ飽きず最後までその味を楽しめます。

紅生姜も入った「かしわ天」

紅生姜も入った「かしわ天」

ご飯ものではその天ぷらを乗せた「ミニ鳥天丼」(350円)や「ミニ天丼」(450円)があり、そばとのセットとしてもおすすめです。
ただしご主人のワンオペで丁寧な作りを徹底しているため、天ぷら系は混雑時は避けた方が良いでしょう(お店でもそのように勧めています)。

品数は少なめながら「一品料理」として「板わさ」(300円)「焼き海苔」200円などが用意され、日本酒も「本醸造」(300円)「純米大吟醸」(600円、現在は「夏子の酒」)とリーズナブルな値段で蕎麦前も楽しむことができます(ビールは「黒ラベル中瓶」500円)。

札幌で「更科そば」が食べたいと思ったらここ「花蕎」を思い出してください。ほんのりと甘みのある喉越し良いそばが楽しめますよ。

花蕎
のど越し良く美しい「更科そば」

その他の写真

店データ

店名
そば処 花蕎
住所
札幌市中央区南7条西13丁目2-1
電話番号
011-513-8115
営業時間
11:00〜14:30、17:30〜20:30(L.O.)
定休日
木曜日
アクセス
札幌市電西線6条駅 徒歩5分
予算
1〜2,000円

おすすめメニュー

  • ざる:700円(税込)
  • かしわ天ざる:1,200円
  • ミニ鳥天丼:350円
  • ミニ天丼:450円
  • 一品料理:板わさ300円、焼き海苔200円
  • 日本酒:本醸造300円、純米大吟醸600円