醤油屋本店 サンピアザ店

昭和の雰囲気を残す醤油ラーメン

醤油屋本店 サンピアザ店

「醤油屋本店 サンピアザ店」は新札幌の大型ショッピングセンター「サンピアザ」の地下3階にあるラーメン店。地下鉄東西線新さっぽろ駅の3番出口に直結しています。

地下鉄駅側から見えます(右端)

地下鉄駅側から見えます(右端)

かつて「万字炭鉱」が栄えた空知郡栗沢町、昭和30年(1955年)創業の「小鳩食堂」がその源流で、現在もその地(現・岩見沢市栗沢町)には醤油屋の「総本店」が店を構えます。

冷水の入るやかんと「出席簿」風のメニュー

冷水の入るやかんと「出席簿」風のメニュー

サンピアザ店も昭和の雰囲気や当時の学校を思わせる店造りとなっており、カウンターは玩具のショーケース。メニューは出席簿風、お冷やは昔ながらのやかんからアルマイト製のカップに注ぎます。

カウンターにアルミのカップ

カウンターにアルミのカップ

この店のラーメンは店名に掲げる醤油味。初代の作り上げたラーメンを引き継ぎ「初代 小鳩らーめん」として提供しています。
その他「二代目 醤油らーめん」「名代 萬字らーめん」を含めこの店の三本柱メニュー(上写真参照)となっています。

ここでは初代の「小鳩らーめん」をご紹介しましょう。

昔ながらの「小鳩らーめん」

昔ながらの「小鳩らーめん」

“昔ながら” とはよく使われる言葉ですが、このラーメンは初代のレシピをそのまま引き継ぐ文字通りの懐かしい味わい。

西山製麺と4年かけて開発したとのこと

西山製麺と4年かけて開発したとのこと

麺は縮れとコシのバランスを追求した特注麺。スープによく絡みます。
そのスープ野菜・鶏ガラ・豚の3種類の組み合わせと伝統の醤油ダレが作り出すあっさりながら上品なコクも感じさせる透明感のあるもの。

具はじっくり柔らかく煮込まれた豚バラチャーシュー、丁寧な作りのメンマに懐かしさを感じるナルト、北海道らしいお麩。これだけでも十分な構成ながら、自慢の醤油ダレで煮込まれた「煮玉子」が丸ごと一個乗っています。

味わい深い「煮玉子」

味わい深い「煮玉子」

この内容で税込780円(当記事作成時)とは相当なコスパの高さといえるでしょう。

このほか “給食献立” として「幼稚園」から「2年生・6年生・中学生」というメニューが用意されています。これも楽しい内容になっているので、ぜひ “出席簿” 風の献立メニューでご確認を!

その他の写真

店データ

店名
醤油屋本店 サンピアザ店 Webサイト
住所
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-4 サンピアザ アークシティB3
電話番号
011-890-2327
営業時間
10:45〜21:00(土日祝は11:00〜)
定休日
不定休(サンピアザに準ずる)
アクセス
地下鉄東西線新さっぽろ駅3番出口 徒歩0分
予算
〜1,000円

おすすめメニュー

  • 初代 小鳩らーめん:780円(税込)
  • 二代目 醤油らーめん:780円
  • 名代 萬字らーめん:850円
  • 給食献立(幼稚園〜中学生)780〜1,020円
  • ランチ(炒めごはん):890円
  • ランチ(スタミナ):940円