札幌の繁華街すすきのの一角にある「すすきの市場」。
昭和の雰囲気を残した昔ながらの店舗が並び、その地下にはディープな飲み屋街「すすきのゼロ番地」があることで知られます。

その中（建物の一番西側）で朝から昼、そして一晩中営業している店が「名代 にぎりめし」です。
基本スタイルは “24時間営業のテイクアウトおにぎり店” で、かなりの人気店でもあり、一度はその行列を目にしたことがあるかもしれません。

そんな「名代 にぎりめし」ですが、今回ご紹介したいのは別の入口から入るイートインでのちょい飲みです。

すすきの市場の西向き端にテイクアウトカウンター、そして道路側にはイートインの入口があります。カウンター8席の小さなスペースですが、空いていればここでちょい飲みを楽しみましょう。

「おばんざい」も豊富に用意されており、人気の「卵黄の醤油漬け」や「だし巻き玉子」「ポテトサラダ」などで ちょっと一杯を楽しめます。

「おでん」もあり、各種のおでん種が160円から。「定番7品セット」（800円）と「特選9品セット」（1,200円）のお任せにすることもできます。

看板のにぎりめし（おにぎり）は320円から。注文を受けてから一個ずつ握ってくれます。

一番人気は「たらこバター」。その他酒肴としても人気の「卵黄のみそ漬け」「鮭バター」「親子いくら」に「さばトロ」などもおすすめです。

塩握りか醤油握りを選べるので、具によって変えてみるのもよいでしょう（バター系は醤油に合います）。

一部塩 or 醤油味それぞれ限定のものあり、「卵黄のみそ漬け」は醤油味のみとなっています。
味噌漬けの卵黄に醤油とご飯、まさに「TKG」の味わいです。

札幌での出張、お酒を飲んだ締めや追加の一杯、そして夜食や翌日の朝食用にこの店のにぎりめしを買って帰る。もちろん朝起きたらこの店に向かうのもよいでしょう。

24時間営業だからこその3食対応、そしていろいろな使い方ができる「名代にぎりめし」は知っておいて損のない一軒です。