らーめん サッポロ赤星
札幌の元祖「ワンコイン」ラーメン店
※2020年末現在、「味噌らーめん」「麻婆麺」(各800円)も食べられます。
札幌は全国有数のラーメン処であることは誰もが知るところですが、近年の傾向として「ワンコイン」ラーメンの店が何軒も登場し、ムーブメントともいえる動きを見せています。
その中で元祖ワンコインの一軒が、今回ご紹介する「らーめん サッポロ赤星(あかぼし)」です。
店は狸小路の7丁目にあります。

場所は狸小路の7丁目
店内はカウンターが9席、人気店なので営業中は満席が続きます。
ラーメンは「塩」と「醤油」(ともに500円税込)のみ(※)。
かつては味噌もありましたが、現在はこの2種類になっています。バリエーションとして「チャーシュー麺」が塩と醤油、その他はトッピングと具(ネギ・メンマ)の増量に「麦めし」などの簡単なご飯もの数点というメニュー構成になります。

鶏白湯の「醤油らーめん(+味玉)」
スープのベースは鶏白湯。それぞれに魚介が香りますが、「塩らーめん」は “あさり”、「醤油らーめん」は “かつお” の出汁を感じさせます。
そのスープに合う中細の麺に柔らかなチャーシューとメンマ・半熟たまご、そしてネギと岩のりが乗っています。ワンコインだからといって、手抜きは全くありません。
トッピングには「赤玉」(150円)がおすすめ。ピリ辛味の鶏挽肉を団子状にしたもので、これを少しずつほぐしながら食べるとちょうど良いアクセントになります。

オリジナルの「さばにんにく粉」
カウンターに置かれた「さばにんにく粉」は、スープに混ぜていただけば新たなコクが生み出される不思議な調味料です。炒飯など他の料理にも使えるので、「お土産用」も販売されています(300円)。
ワンコインのラーメンに150円の「赤玉」と無料の「さばにんにく粉」を追加するだけで、これだけの味わいの変化と深いコクが楽しめることには驚きしかありません。ベースをしっかり作っているからこそ出せる味です。
「らーめん サッポロ赤星」では2019年10月1日からの消費増税にも負けず、値段据え置きで「ワンコイン」にこだわっています。
もちろんその圧倒的なコスパを感じればこそとはいえ、価格高騰もみられる昨今のラーメン業界にあってそのこだわりは、きっと応援したくなる一軒になるでしょう。
- らーめん サッポロ赤星
- 札幌の元祖「ワンコイン」ラーメン店
店データ
- 店名
- らーめん サッポロ赤星
- 住所
- 札幌市中央区南3条西7丁目7
- 電話番号
- 011-272-2065
- 営業時間
- 11:00〜22:00
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩8分
- 予算
- 〜1,000円