すすきので飲んだ後、「ラーメン食べて帰ろう！」というときに候補に上がる代表的な店が「麺屋雪風（めんやゆきかぜ）」です。

すすきのの南地区にある本店には深夜でも行列ができるほど。店内はカウンターのみ13席、店内に飾られる有名人のサインからもその人気のほどが窺えます。

メニューはシンプルで、「濃厚味噌らーめん」「辛味噌らーめん」に「鶏がら汐らーめん」の3種類。

札幌ならではの味噌は、厳選した3種類をブレンドしているとのこと。

札幌で多い白味噌系にこの店では赤味噌系も多めに加えているのか、独特のコクを感じさせる味作りになっています。「濃厚」と謳いながら「まろやかさ」も感じさせるのは、豚骨に鶏や魚の出汁が上手くバランスを取っているからでしょう。

麺は札幌ラーメンの顔ともいえる「西山製麺」の中太縮れ麺。具には箸で簡単に切れるほど柔らかく煮込まれた豚チャーシューにネギ（白髪ネギも）、その下に隠れて鶏チャーシュー。

そして半切りの味玉とメンマにキクラゲ。この大きめのキクラゲがプリプリの麺と相まって、このラーメンを特徴づけるアクセントにもなっています。

面白いのは「具なしらーめん」というメニューがあること。
主な具が入らずネギだけのラーメンですが、飲んだ後の締めラーにちょうど良いであろう、まさに夜のすすきのらしい一品といえます。

サイドメニューはライスと各種トッピングを除けば「手作り焼餃子」のみ、ラーメンに力を注いでいることが窺えます。

すすきので締めのラーメンが食べたくなったら、ここ「麺屋雪風」を覗いてみてください。
空席があればラッキーですよ！