かとうらーめん 手稲本店
“元祖旭川”らーめんを札幌で
旭川ラーメンの歴史に欠くことのできない「加藤ラーメン」。今や旭川ラーメンの代名詞ともいえる「低加水麺」を開発した製麺所です。
現存する旭川ラーメンで最古の一軒とされ元祖とも称される人気店「蜂屋」とは創業者同士が兄弟関係、この両者で旭川のラーメンを今日まで牽引してきました。
今では旭川ラーメンの象徴となった「豚骨・魚介のダブルスープ」を蜂屋が作り上げ、それに合うように工夫された独特の「低加水麺」を加藤ラーメンが開発しています。
この旭川元祖の味を札幌で体験できる店が、今回ご紹介する「かとうらーめん(手稲本店)」。
札幌市の郊外、手稲区の稲積公園近くと中心部からは離れた場所にありながら、昼時は待ち列ができるほどの人気店です。
店名通り、旭川の加藤ラーメン直営で、店には製麺工場も併設されています。
暖簾には「元祖旭川」の文字、そうですこの店のラーメンには旭川ラーメンの歴史そのものが凝縮されているのです。
店内はL字のカウンター。手際の良い調理で、待ち時間も少なくラーメンが提供されます。
一番人気は “旭川といえば” の「醤油らーめん」。
豚骨と魚介のダブルスープに定番の低加水麺。スープを吸いやすく、絡みの良い小麦の香りが残るまさに旭川!といえる独特の麺です。
醤油らーめんには「高菜」と「生姜」のバリエーションがあり、ともにオリジナリティのある味に仕上がっています。
お腹が空いているなら自慢のチャーシューを使った「チャーシュー丼」と醤油らーめんのセットや、麺を食べ終わったスープにご飯とネギ、刻んだチャーシューを加えて卵でとじる「いつもの奴」(おじや)などがおすすめです。
「気まぐれメニュー」として魚介系の「づけ丼」や「サクラマス丼」が登場したり、トッピングに「磯のり」(上写真)が用意されたりすることもあります。
なお、支店として札幌中心部からは比較的訪問しやすい「月寒店」(地下鉄東西線白石駅徒歩15分)もあるので、都合に合わせて利用されるとよいでしょう。
その他の写真
店データ
- 店名
- かとうらーめん 手稲本店
- 住所
- 札幌市手稲区前田5条6丁目3-30
- 電話番号
- 011-684-8308
- 営業時間
- 11:30〜15:00、17:00〜20:00(L.O.は15分前、火曜日は昼のみ)
- 定休日
- 水曜日・第3火曜日(祝日の場合営業)
- アクセス
- JR稲積公園駅 徒歩15分
- 予算
- 〜1,000円