すし処 北の旬
コスパ抜群の市場寿司
“札幌の台所” ともされる札幌市中央卸売市場、その場外市場には何軒もの寿司店がありますが、コスパなら「すし処 北の旬」は注目すべき一軒になるでしょう。

「綜合食品卸売市場」内にあります
場外市場のほぼ真ん中「綜合食品卸売市場」の建物内にあり、路面店ではないので穴場的雰囲気を漂わせる店です。
カウンター(6席)に2人用テーブルが4卓と小体な造り。ご主人が一人で握っており、いかにも市場内の店という風情でもあります。

穴場の雰囲気たっぷり
着席してそのメニューを眺めたなら「ここは回転寿司?」と思ってしまうほどリーズナブルな価格設定に驚きます。一番安い握りは100円から。人気寿司タネの「サーモン」も100円と表示されていますが、これ何と “2貫” の価格です。
同じ場外市場にある鮮魚(物産)店の飲食部門なので、この価格を実現できるのでしょう。

「2個で100円から」の表示があります
最近では「一皿100円」を売りにする回転寿司も人気ですが、ほとんどの場合 “税抜” です。
この店では市場クオリティながら100円、しかも税込!なのです。
その他「とろサーモン」は200円。マグロも「バチまぐろ」が200円、本鮪になっても「赤身」が300円、「中とろ」が400円で食べられます。繰り返しますが、2貫の値段なので、抜群のコスパです。
注文は専用の用紙に記入して店員さんに渡すシステム。(※)

おすすめの「おまかせ握り」(写真は2,500円)
「おまかせ握り」も1,500円・2,000円・2,500円とあるので、気軽に注文したいならこちらもおすすめ。1,500円・2,000円は13貫、タネの質が上がる2,500円は12貫が基本で、タネの仕入れ状況で数が変わる場合もあります。
「おまかせ」を頼んで、もう少し特定の魚や巻物(おまかせには入りません)などを食べたいなら追加で注文するとよいでしょう。
その他、「海鮮丼」(2,000円)も新鮮タネが数多く盛り合わされたお得な丼で、「かに・いくら」などの組み合わせもあり、種類によっては「ミニ丼」(1,500円)も作ってくれます。

「かに」は見えませんが味はしっかり
店内には無料の「三平汁」や「かに汁」などが用意されています。(※)
このサービスも含めて考えれば、ここ「北の旬」以上に高いコスパの店は札幌中探してもなかなか見つからないでしょう。
(※)本記事作成時は感染拡大防止のため、注文方法や無料の汁物の提供方法(セルフ→店員さんが提供)などが変更されており、開店時間も9:00となっています。
その他の写真
店データ
- 店名
- すし処 北の旬 Webサイト
- 住所
- 札幌市北11条西22丁目 札幌場外市場
- 電話番号
- 011-640-3690
- 営業時間
- 8:30〜14:30
- 定休日
- 火曜日・水曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線二十四軒駅 徒歩8分
- 予算
- 2〜3,000円