新洋食 KAZU
基本に忠実な料理をカジュアルに!
札幌の洋食店といえば、中心部から少し離れた場所に多いのですが、今回ご紹介する「新洋食 KAZU」は地下鉄大通駅(1番出口〜昭和ビル)を出てすぐという絶好のロケーションです。
目の前は市電が走る南1条通りで、店はその地下1階にあります。
店名の「新洋食」とはあまり聞き慣れませんが、あくまで基本を忠実に北海道の食材を活かし、それをカジュアルな感覚で味わって欲しいという思いを込めて命名したとのこと。
ホテルや本格フレンチレストランで修行を重ねたオーナーシェフが作る料理は、フランス料理の基本に基づく洋食です。
その “基本” のひとつが10年以上継ぎ足し続けるデミグラスソース。このソースを使った料理が店の看板メニューになっています。
店の案内には「仔牛の骨・鶏ガラ・牛スジ・玉ねぎ・人参・セロリ・トマトを8時間煮込み → 漉す → これを日々繰り返す」とあります。
今回はランチメニューをご紹介しましょう。
ランチは「ハンバーグ各種」「オムレツライス各種」「各種料理」「エスカロップ風ライス」というラインアップで、オムレツライスはその他の料理との組み合わせメニューもあります。
おすすめはその組み合わせメニューから「ミニハンバーグ添え、ハッシュドビーフ・オムレツライス」。
人気メニューの「ハンバーグ」と「オムレツライス」の両方を楽しめる上、ミニコース仕立てになっています。
最初に「スープ」が出ます。この日は「トマトスープ」で、鰹ダシとの説明がありました。
具にたっぷりの豆や野菜に、クリーム系の仕立てという見事な和洋折衷の一品です。
次に「ミニ前菜」。これも日によって変わる手抜きのないもの。この日は“ラビオリ風”の前菜など二品でした。
「メイン」は大きめの皿にサラダ・オムレツライス・ハンバーグ、そして手前側にハッシュドビーフのソースがたっぷりと。
なお、この「ミニハンバーグ」は「大きなハンバーグ」にもできますが(+300円)、ミニでもそこそこのサイズなので、コンビメニューとしては「ミニ」で十分でしょう。
むしろ「海老フライ・カキフライ・カニクリームコロッケ」が単品で追加できるので、こちらをおすすめします。
自慢のデミグラスソースは一口めはアッサリな印象ですが、味わってみれば酸味に甘みに旨みまで感じられる奥深さがあります。さすがは10年以上の味の蓄積!です。
オムレツはふんわり柔らかくデミグラスソースとよくマッチし、ハンバーグもジューシーさと肉感を併せ持った食べ応えがあります。
オムレツの玉子、デミグラスソース、ライスが一体化となった味わいはこの料理ならではのものでしょう。
最後にはアイス系のデザートが付いて、さっぱりと食べ終わることができます。
ここ「新洋食KAZU」はアクセスが便利でどの料理もおいしい、おすすめの洋食レストランといえるでしょう。
なお、不定休などの営業案内は新洋食KAZUのブログにてご確認ください。
店データ
- 店名
- 新洋食 KAZU Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南1条西5丁目 プレジデント松井ビル100 B1F
- 電話番号
- 011-252-3711
- 営業時間
- 11:00〜14:30L.O.、17:30〜19:30L.O.
- 定休日
- 月曜日・第3日曜日(その他不定休はブログでご確認ください)
- アクセス
- 地下鉄大通駅1番出口 徒歩1分
- 予算
- 2〜3,000円