札幌のお洒落エリア円山で「ハンバーグ」を食べるなら「シジュウ」がおすすめです。
地下鉄の円山公園駅から南に約10分、注意していなければ通り過ぎてしまいそうな穴場感のある店構え。

店内は “円山のカフェ” と思わせるシンプルでオシャレな造りで、落ち着いて食事ができそうです。

ランチタイムは「ハンバーグランチ」と「ステーキランチ」の二本立て（ライス・サラダ・ドリンクのセット）。ともに150gですが、ハンバーグはサイズ変更が可能（+50gで+200円）です。

ディナータイムはハンバーグが200gからで、ステーキは3種類に丼（下記メニュー参照）というタインアップ。さらに「ラムチョップステーキ」もあります。

ハンバーグは焼き加減を指定できます。この店の特徴（肉の味わい）を活かすには “ミディアムレア” がおすすめです。

ドリンクは出してもらうタイミングを指定でき、ハンバーグが焼かれる待ち時間にコーヒーなどをいただくことができます。

ただしこの店のハンバーグは焼き上がりが早め（レア系の場合？）。ジュージューと音を立てながら目の前に登場します。

この店のハンバーグはつなぎ無しの牛肉100％。蕎麦でいえば「生粉打ち」で、肉の味を楽しめるミディアムレアをおすすめしたのはそんな理由からです。

添えられるのは「箸」のみ。一般的なナイフやフォークはありません。
ハンバーグに箸を入れてみればその理由がすぐわかります。箸でつまむのがちょうど良い柔らかさなのです。

ソースは肉の味を活かすシンプルな味付けで、しっかり効いた胡椒がアクセントになっています。

付け合わせは玉ねぎ・ニンジン・ジャガイモ（インゲンやブロッコリが付くことも）で、ソースとの相性もバッチリです。

そして何より印象的なのは、このハンバーグが “ご飯によく合う！” こと。
ライスの上にハンバーグを乗せていただけば、箸が進んで止まりません（ライスは「大盛り＋100円」がおすすめかもしれません）。

円山で食事を楽しむなら、ここ「シジュウ」は覚えておいて損のない店です。じっくりとその “肉感” あふれるハンバーグを味わってみてはいかがでしょうか。

なお、「シジュウ」という少し不思議な店名の由来を尋ねてみたら、「店を始めたのが40歳だったから」とのこと。親しみを感じるエピソードですね。