札幌 新倉屋
昭和の雰囲気漂う喫茶スペースが魅力
“札幌で喫茶店に入るならこんな店” ということで、ご紹介したい一軒が「札幌 新倉屋(にいくらや)」です。
元々は、小樽で創業120年以上の老舗「新倉屋」からの暖簾分けで(現在は「小樽新倉屋」として別会社)、札幌でも60年近い歴史を誇る和菓子店。
小樽以来の名物は「花園だんご」(1本120円税込、店内飲食は122円)で、黒あん、白あん、抹茶、ごま、正油という5種類のラインアップ。
独特な形をしたあんこは、小樽の2代目主人が考案した「山型一刀流」という塗り方によるもので、札幌でもその伝統をしっかりと守っています。
そのほか、全国的にもファンの多い「北海最中」に加え、「スイートポテト」や「シュークリーム」などの洋菓子系まで幅広く販売していることも新倉屋の特徴といえるでしょう。
そんな新倉屋でのおすすめが、中2階にある「喫茶スペース」。
これが何とも「昭和」の雰囲気が漂い、懐かしさを感じさせてくれるからです。
ソファー風の椅子に低いテーブル。あえて作ったわけではなく、古いものがそのまま残っていい味を出している。そんな空間になっています。
販売は朝9時半の開店で、喫茶スペースは10時から。
一般の喫茶店同様に「モーニングサービス」も用意されます(11時まで)。
普通にトーストとコーヒーのセットもありますが、独特なのは「新倉屋モーニング」。
花園だんごの「正油」と「ごま」にコーヒーという組み合わせで、朝から脳が活性化すること間違いなしのおすすめメニューです。
フードメニューの「ホットサンド」はハム&チーズ・ツナマヨ(各670円、サラダ・デザート付き)小倉(620円、ミニソフト付き)など。
甘味系もそろっていますが、中でもおすすめは、“元祖” を謳う「クリームぜんざい」。
十勝産小豆に求肥、そして上にはソフトクリームという鉄板の組み合わせで、この店の人気デザートになっています。
最後に一つ付け加えておくと、昭和の喫茶店らしく?「全面喫煙可」になっているので、嫌煙の方はご注意ください(当記事作成時)→禁煙になりました!
その他の写真
店データ
- 店名
- 札幌新倉屋 本店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南2条西6丁目3
- 電話番号
- 011-281-5191
- 営業時間
- 9:30〜18:00(喫茶スペースは10:00〜17:30)
- 定休日
- 無休(不定休あり)
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩5分
- 予算
- 〜1,000円