Curry SAVoY(カリー サボイ)
札幌駅北口エリアに復活した人気店
今回ご紹介するスープカレーの店は「Curry SAVoY(カリー サボイ)」。
かつて店の入口横にあったメニュー看板には「物語は終わらない」とありました。
それはこの店は札幌で1994年に創業し2017年末まで存続した人気スープカレー店の名前とメニューと味を引き継いで、JR札幌駅北口近くに “復活” オープンした店だからです。
「サボイ」のカレーのこだわりはまず「スープ」。
牛骨・鶏ガラと野菜や果物を実質2日間煮込み、それを丁寧にこした後に10種類以上のスパイスを加えてさらに1日以上冷蔵庫で冷やします。最後に余分な脂を取り除いてようやく完成するという手間のかかったもの(メニューの説明によります)。
そのスープは最初の口当たりはサラリとシンプルな印象ながら、その分味わうとコクの深みをしっかり感じられるもの。さらに複雑なスパイスの香りと刺激が程よいアクセントとなって迫ってきます。
これぞ1994年創業以来の「魔女のスープ」です。
(追記)2023年、“Re・SAVoY” として「真逆のこってりスープ」が加わりました。
基本メニューは「チキンのカリー」。
札幌の源流系を思わせるスパイシーなサラサラスープに、柔らかく煮込まれたチキン。その上でピーマンと赤パプリカが一切れずつ。
まさにシンプルなルックスですが、チキンの下にはジャガイモ・ニンジン・ゆで卵が隠れており、食べていると続々現れます。
チキンはスプーンで簡単に解せるので、オンザライスでも味わいましょう。
味のしっかりしたスープなので、野菜との相性は抜群。特に「ニンジン」は札幌のスープカレーでも屈指の味わいです。
その野菜を味わうなら「チキン野菜のカリー」や「15種類の野菜のカリー」などがおすすめ。
北海道産の「スペアリブのカリー」も人気で、豪快に齧り付くのもよいでしょう。
注文のシステムはシンプルで、カリーを選んだらご飯の量と辛さを選ぶだけ(トッピングもあり)。
辛さも6段階とシンプルで、普通の「3」辛口「4」くらいが標準的。「5」にはプリッキーヌが入るので、かなり刺激系寄りといえるでしょう。
新「サボイ」はその他にも「シーフードのカリー」や「鉄板キーマのカリー」など名店のスープカレーをほぼ忠実に受け継ぎ、さらに新たなメニューも取り入れています。
そう、「物語は終わらない」のです!
その他の写真
店データ
- 店名
- Curry SAVoY(カリー サボイ) Webサイト
- 住所
- 札幌市北区北8条西4丁目 稲津ビルB1F
- 電話番号
- 011-717-5959
- 営業時間
- 11:30〜15:00、17:00〜21:30(L.O.30分前)日曜日12:00〜21:30
- 定休日
- 水曜日
- アクセス
- JR札幌駅 徒歩3分
- 予算
- 1〜2,000円