(閉店)おか田
トッピング選びが楽しい讃岐うどん店
※「おか田」は2022年6月末をもって閉店しました。
札幌には「うどん屋」は多くありませんが、それぞれに特徴を持った店がそろっています。
今回ご紹介する「讃岐うどん おか田」もその中の一軒です。
最近では大手うどんチェーン店が札幌にも進出していますが、その影もなかった15年ほど前から「おか田」では、手作り感溢れる讃岐うどんを提供し続けています。
場所は地下鉄東西線の西18丁目駅(2番出口)から歩いて2〜3分。蔦が絡まる渋い店構えです。
店内に入るとカウンターに天ぷらなど各種のトッピングが並んでおり、お盆とお皿を取って好みのものを選びます。
同時にうどんの温か冷、並か(340円、以下全て税込※)か大(440円)かを伝えれば値段が確定するので、すぐ横のレジで会計というシステムになっています。
この店の魅力は何といっても手作り感溢れるトッピング。
大手チェーンではない個人経営の店舗なので数は限られます(実際、時間によっては売り切れも多い)が、その内容が何とも楽しいのです。
「天ぷら」はさつま芋にかぼちゃ・舞茸・春菊・なす・ちくわ・げそ・玉子(各90円税込)、さらにえび・いか・かにかま(各120円)、定番のかき揚げ(110円)など。
そして「きつね(味付け油揚げ)」に(100円)「味玉」(90円)。
サイドメニューでは「いなり」(2個100円)「おにぎり」に加えて、「天玉丼」(220円)などの丼物まであります。
家庭的な煮物などの惣菜類(110円)やサラダも並んでおり、これらはその日によって変わるので「今日は何があるかな?」というワクワク感もこの店での楽しみです。
なお、レジ横のワカメ・ネギ・天かすは無料になっています。
店内は昭和を感じるノスタルジックな雰囲気でありながら、中庭にベンチもあって温暖な時期にはそこでの食事も楽しめます。冬になれば窓際のテーブルから雪景色を眺めつつ、熱々のうどんで温まることもできます。
開店は何と朝7時。
朝食にしっかりうどんを食べてエネルギーを充電できるのも、この店のもうひとつの魅力です。
「讃岐うどん おか田」は今流行りの本格的な讃岐うどん店に比べるとコシもそこそこで、トッピングもあか抜けしていませんが、むしろその “手作り感” を味わう店といえるでしょう。
その他の写真
店データ
- 店名
- 讃岐うどん おか田
- 住所
- 札幌市中央区大通西18丁目1
- 電話番号
- 011-616-0230
- 営業時間
- 7:00〜14:00
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄東西線西18丁目駅 徒歩3分
- 予算
- 〜1,000円