大通の駅直結ビルにあった「やきそば屋」が2022年11月、札幌駅前の「アスティ45ビル」へ移転しました。

札幌で「焼きそば」といえば、この店「やきそば屋」を思い出す人が多いでしょう。
1976年（昭和51年）という半世紀近い歴史を誇る “老舗” だからです。

それだけに幅広い客層の常連がおり、オールドファンには “懐かしさ”を、若いファンは “ガッツリ” を求めて来店する。そんな楽しみのある店なのです。

場所は札幌駅前「ASTY45ビル」の地下1階。札幌駅とは地下で直結しています。

鉄大通駅の3番出口に直結する「新大通ビル」の地下1階。地下道からはワンフロア上がったところにあります。

店頭には券売機とサンプルのショーケースがあり、これを見れば「やきそば屋」の特徴がよくわかります。

やきそばのサンプルは一番上の「並」から下に行くにつれてサイズが大きくなり、一番下にはなんと12玉！の「信じられねえ」となっています。
そのサイズたるや、まさに“メガ盛り”です！

券売機で食券を買って入店しましょう。

カウンターに座ると目の前には9本も並ぶ「ソース」差し！

さらにマヨネーズに紅生姜もあります。

驚くなかれ！この店の「やきそば」は “素焼き” なのです！
それを各種のソースで思い思いの味付けにして食べるというシステムになっています。

ソースは組み合わせても使えるので、何十種類もの味付けが楽しめます。

トッピングが豊富なのも特徴で、目玉焼き・お好み焼き・ウインナー・カツ・ハムフライ・五目野菜などなど。

最初に訪問したときは少々悩んでしまうでしょう。おすすめは「ジャンボ」に「トリプルセット」の組み合わせ。

トリプルとは「お好ミニ焼き・たまご・ウインナー」3種がトッピングされるということ。まずはこのトッピングを楽しんでみましょう！

平日限定の「ランチ」や「A・B」のセットもあります。

「Aセット」は具がエビ・イカ・ハムエッグ・五目野菜、そして千切りキャベツが添えられ、スープが付きます。

早速、ソースで味付けしましょう！
基本はやっぱりノーマルな「ソース」、そして一味マイルドな「特製ソース」から始めてはいかがでしょうか。

食べ方の “コツ” は「少しずつソースをかける」こと。さらに「ソースの組み合わせも楽しむ」こと。

「紅生姜」もたっぷり添えてスタート！です。

マヨネーズも添えましょう。

途中「マヨネーズ」も追加すれば “味変” となりますが、店では「キムチ＋マヨネーズ」の組み合わせも推奨しています。その他「ソース＋ラー油」や「カレー＋ラー油」も定番といえる味付けです。

「目玉焼き」も割れば半熟の黄身が “トロ〜り”。これもまた良いソースになります！

量にトッピングに味、これらを全て自分で決めて好きに思い切り食べられる。
これぞここ「やきそば屋」の “他にはない” 魅力といえるでしょう！