ちゃんぽん 一鶴 本店
札幌では珍しいちゃんぽんの名店
札幌がラーメンの街として有名なことは言うまでもありませんが、その中に「ちゃんぽん」の名店があることは意外に知られていません。
その店とは「ちゃんぽん 一鶴(いっかく)」。
本店は地下鉄の円山公園から徒歩約12分と、少し中心部からは離れた場所にあります。
「札幌でちゃんぽん?」とは、ほとんどの方の反応です。
札幌といえば「味噌ラーメン」というイメージが強いので、それも当然かもしれません。しかしながらこの店のちゃんぽんを食べてみれば、きっとその味に納得するでしょう。
看板メニューの「ちゃんぽん」は、豚肉・エビ・イカ・ベビーホタテに、野菜はニンジン・もやし・木耳・キャベツなどの具材ががたっぷり。小さく切った蒲鉾も入っています。
魚介も野菜も “北海道ならでは” という新鮮なものが使われていることが一口食べてみればわかります。
スープは豚骨に野菜や魚介の旨味が溶け込んで、ニンニクがとてもよいアクセントになっています。
麺は中太でもっちりタイプ。濃厚なスープとよく絡み、たくさんの具材と一緒に食べても負けない主張のある麺です。
トッピングのおすすめは「ゆで卵」(150円)。この店では「日本一こだわり卵」を使っています。
全国の高級ホテル・料亭・有名飲食店(親子丼の名店)などで使われているブランド卵です。卵を二つに割って黄身をスープに溶いてみれば、その味に深いコクを感じるでしょう。
その他のメニューでは、ちょっと珍しい「太平燕(タイピーエン)」もあります。
元々は中国福建省の郷土料理で、日本では熊本県のご当地グルメとして最近ではテレビで紹介されることも多くなりました(長崎のちゃんぽん店でも見かけます)。
麺が春雨なので、ヘルシー志向の料理としても注目されています。
なお、大通やすすきので飲んだ後には深夜営業の「すすきの店」(南6西3)が便利です。開店は21:00、翌朝の3:00まで営業しています。
その他の写真
店データ
- 店名
- ちゃんぽん 一鶴 本店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南8条西23丁目1-21
- 電話番号
- 011-513-6053
- 営業時間
- 11:00〜20:00(15:00〜17:00休憩の場合あり)
- 定休日
- 年末年始
- アクセス
- 地下鉄東西線円山公園駅 徒歩12分
- 予算
- 〜1,000円