ビヤホールライオン 狸小路店
100年以上の歴史を誇る北海道最古のビヤホール
※ 2023年11月現在の情報に更新しました。
北海道といえば「ビール」を連想する方も多いでしょう。それほど北海道とビールはイメージが重なります。
それもそのはず、日本人による初のブルワリー(個人醸造を除く)は明治9年(1876年)札幌に設立された「開拓使麦酒醸造所」、後の「サッポロビール」なのです。
![100年以上の歴史を誇ります](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_6536-300x225.jpeg)
100年以上の歴史を誇ります
「ビヤホールライオン 狸小路店」は大正3年(1914年)にそのサッポロビールが開業した、北海道で一番古いビヤホール。その歴史は既に100年を超えました。
![凝った造りの建物です](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/XT4W3192_R-300x225.jpeg)
凝った造りの建物です
開業時は「札幌狸小路ビヤホール」でしたが、サッポロビールの歴史の変遷とともに「銀座ライオン」のブランドを掲げ営業を続けています。
現在の建物は3代目という歴史を感じるもので、店内は昭和のノスタルジックな雰囲気を漂わせています。
![「一度注ぎ」による生ビール](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/85FD2766-6B56-4D83-A93E-6E05A655A742-300x218.jpeg)
「一度注ぎ」による生ビール
そんな店内で提供される生ビールはライオンチェーン独特の「一度注ぎ」。
一般にはビールを注ぎ終わった後に泡を追加する「二度注ぎ」が主流になっていますが、ライオンでは特製のビールサーバーにより注ぎながら泡を作ることができるのです。
一度注ぎによる生ビールは余分な炭酸ガスが抜け、雑味のないスッキリした喉越しに仕上がります。
サッポロビールにはスタンダードブランドの「黒ラベル」、麦芽100%醸造の「エビス」シリーズ、北海道限定の「サッポロクラシック」、プレミアムシリーズの「エーデルピルス」などがありますが、「ビヤホールライオン 狸小路店」は札幌市内の系列店でも最も豊富な品揃えを誇ります。
![ワンランク上の「琥珀エビス」](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/82981AB8-4D08-464C-8B14-D52645F2C18C-300x239.jpeg)
ワンランク上の「琥珀エビス」
特に、ワンランク上のエビスビールとして人気の「琥珀エビス」を置いてあるのは、限られた店だけです。深みのあるそのコクは、2杯目からゆっくりと味わうのがおすすめの “大人のビール” といえます。
![人気の「ジャーマンポテト」](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/DB00AF34-09CA-43DF-B2AC-ECDFC10FD603-300x237.jpeg)
人気の「ジャーマンポテト」
おつまみは本場ドイツを彷彿とさせる「アイスバイン」(2,380円、以下全て税抜)や人気の「北海道ジャーマンポテト」(850円)。
ビールによく合う「ウインナーソーセージ類」(1本380円〜)をはじめ、洋食系のものから肉類、麺系まで豊富にそろっています。
![定番の「ビアホールウインナー」](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/GS003691-300x233.jpeg)
定番の「ビアホールウインナー」
中でも銀座ライオン以来の名物料理でもある伝統の一皿が「低温調理のローストビーフ」(800円)。じっくりと焼き上げて表面は香ばしく、中は柔らかいジューシーな仕上がりで提供されます。
![伝統の「銀座ローストビーフ」](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2019/09/809EB05E-3331-4424-AEFE-9E17B9196A9E-300x250.jpeg)
伝統の「ローストビーフ」
今やライオンチェーンは全国にその店舗を展開しているので、「札幌に来てライオン?」と思われるかもしれません。
しかし札幌で飲む生ビールは一味違います。やはり本場の地元工場直送、そして北海道の乾燥した気候がビールのおいしさをさらに高めてくれるのでしょう。
ぜひ札幌で、その “違い” を確かめてみてください。
その他の写真
店データ
- 店名
- ビヤホールライオン 狸小路店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南2条西2丁目7 サッポロビル
- 電話番号
- 011-251-1573
- 営業時間
- 11:30〜22:00(L.O.21:30、日・祝日は〜21:00)
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩7分
- 予算
- 2〜3,000円