地下鉄東西線の二十四軒と琴似両駅のちょうど真ん中くらい、通称「地下鉄通り」沿いにある人気のスープカレー専門店が「IN CURRY（イン カリー）」です。

開店は2020年と新進ともいえる店ですが、店主は札幌の有名スープカレー店で修行した経験を持ち、その良さを自らのカレー作りに活かしています。

メニューは「チキン・カリー」をはじめ「野菜・シーフード・ラム」の各カリーや北海道らしい「鮭・カリー」などもラインアップ。

この店の注文システムは比較的シンプルで、「辛さ」は0から7の８段階。
ライスのサイズ（別項参照）は「小・普通・中」は無料、「大盛」のみプラス100円となります（100円で追加もOK）。
さらに各種野菜などの「トッピング」も選べます（肉の追加はチキンのみ）。メニューには各カリーの具材が明記されているので、それを参考にするとよいでしょう。

今回は定番ともいえる「チキン」を辛さ「5」ライスは「普通」で注文。
しばらく待ってチキンカレーが登場。

まず皿になみなみ注がれたスープの量に驚きます。

その中に見えるのは大きなチキンとピーマンにじゃがいもと思われるものがチキンの陰に。

スープをひと口。

まず感じるのは “熱々” であること。その味わいにキレを加えており、たっぷりのスープカレーを最後まで冷めずにいただけます。

そしてスパイス感が後から追いかけてきます。そのアクセントの良さは店主の修行した有名店を思わせるもの。

大きなチキンは簡単にバラせる柔らかさで、辛めのスープともよく合います。

ピーマンはシャキッと茹でられています。

じゃがいもも口当たりの良い茹で具合。

チキンの下にはゆで卵とニンジンが隠れていました。

具の野菜は基本的に “茹で” タイプ。素材の良さを感じさせ、特にニンジンの甘さ・旨みは印象的です。

ここ「IN CURRY」のカレーはスープのスパイス使いや具材の丁寧な仕込みなど、まさに札幌スープカレーの “エッセンス” が凝縮されています。これぞ先に記した修行先の経験を活かしたカレー作りといえるでしょう。

なおスープが売り切れ次第終了となります。人気の店なので、その点はご注意ください。訪問時間によっては念のため電話での確認をおすすめします。
SNS  に売り切れ情報がアップされる場合もありますよ。