円山でコスパ◎&テイクアウトにおすすめの店8選!

円山でコスパ◎&テイクアウトにおすすめの店8選!

札幌「円山」といえば市内でも高級感のある街として知られますが、そんな中で気軽にグルメが楽しめるコスパの良い店4をご紹介しましょう。

さらに円山公園や北海道神宮などの散策スポットもあり、そのお供におすすめできるテイクアウトグルメについても同じく4をセレクトしてみました。

円山でコスパ◎!のおすすめ店

寿司割烹 伊な利:マルクラでのショッピングついでに!

地下鉄東西線円山公園駅に直結する人気の商業施設である「マルヤマクラス」
その3階レストランフロアにある「寿司割烹 伊な利(いなり)」は隣接する和食店「ふく亭 櫂梯楼(かいていろう)」の併設店となります。

店内はL字のカウンターの9席、明るくきれいな造りです。
今回のご紹介はランチの「伊な利御膳 月」(税込3,500円)。内容は「季節のおばんざい・茶碗蒸し・お椀に寿司7貫」で、他に同じ構成で食材が少し違う「花」(2,480円)もあります。

注文すると、最初の料理は隣の櫂梯楼から持ってきてくれます。

ちょいと摘める前菜天ぷら、カットしたステーキ茶碗蒸し
(同じく隣から運ばれる)生ビールや日本酒にもよく合いました。

料理をつまみにお酒を飲んでいると、職人さんが寿司を握り始めてくれます。

この日は昆布締めにした「ひらめ」「中とろ・ほたて・サーモン・鯖・いくら」
ひらめは程よい締め具合で、その他の寿司も美しい流線形でした。

そして店名にもなっている名物の「伊な利(いなり寿司)」

ここ「寿司割烹 伊な利」はマルヤマクラスでのショッピングの際などにも気軽に寄れる、雰囲気もコスパも良い寿司店といえるでしょう。

店名:寿司割烹 伊な利
住所:札幌市中央区南1条西27丁目1-1 マルヤマクラス 3F
電話番号:011-699-6466
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜22:00
定休日:不定休
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 直結

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錦州寿司:ここぞ、円山の “町寿司”

札幌の高級エリアともいえる「円山」には近年多くの高級寿司店が続々と開店し、寿司激戦区の様相を見せています。
そんな円山で、下町にあるような “気楽に寿司を楽しめる” 店が「錦州寿司(きんしゅうずし)」です。

円山公園駅から徒歩5分ほどの場所。
店の壁にメニューの案内版があり、これを見るだけでリーズナブルな雰囲気を感じさせてくれます。
さらに入口にも手書きのメニューなどが掲示されており、入店の敷居は少しも感じられません。

入店してカウンターに着席すると、女将がおしぼりとお茶を目の前に置いてくれます。
今回は「ランチ1人前」を注文。

大将が握り始めると、女将がサラダを持ってきてくれます。それを摘んでいると、ランチが登場。
寿司ゲタの上には「いか・まぐろ・かんぱち・サーモン・たこ・玉子・とびっ子」の7貫に海苔巻き(梅)が4個。

同時に女将がお椀(味噌汁)を持ってきてくれるという見事なコンビネーションです。
このセットでちょうど税込1,000円。想像通りのリーズナブルさといえるでしょう。

高級ネタはありませんが、握りの具合はさすがといえるベテランの技。
ランチのサービス寿司にありがちな固めに握ったシャリではなく、“ふんわり” と口に当たります。

味噌汁も白身魚のアラを使った作りの丁寧なもの。

円山の地で半世紀に及ばんとする歴史を持ち人気も保ち続けるには、高級店やチェーン店とは違ったこだわりがあります。
こんな店こそ、まさに地元に愛される “町寿司” といえるのではないでしょうか。

なお、ランチはこの他、寿司が11貫に増える「1.5人前」(1,500円)に「生ちらし寿司」(1,000円)もあります。

店名:錦州寿司
住所:札幌市中央区北1条西22丁目1-12
電話番号:011-641-4916
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00
定休日:火・水曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩5分

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そば処 天色:円山で蕎麦とスープカレーが楽しめる

円山で「蕎麦」と「スープカレー」が一緒に楽しめる店、それが「そば処 天色(あまいろ)」です。

ミシュランガイドにも掲載された和食の名店「まるやまかわなか」が同じ円山で運営しており、同じく系列店であるスープカレーの人気店「NAVY’S(ネイビーズ)」も同店舗内に併存するという少々変わった営業形態になります。

ゆえに、おすすめなのが「スープカレーせいろ」

せいろ(そば)にスープカレー、薬味のネギ、辛味用スパイス、そして一口サイズのターメリックライスが付いています。

そばは「摩周キタワセの十割」か「道産二八の更科」が選べます。
そしてスープカレーは “和の名店” ならではの出汁と野菜のバランスが絶妙なスープで、辛さはスパイスを追加して調整できます。
具材はとり天ヤングコーン・ナス・ピーマン・カボチャ・ジャガイモ

蕎麦猪口にスープを入れ、そばをつけていただきます。

さらにライスをスープに浸して食べると、その味わいは本格的なスープカレーそのものになりますよ!

店名:そば処 天色
住所:札幌市中央区南2条西26丁目2-37 ダイヤパレス円山 1F
電話番号:011-688-8480
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜20:00(L.O.19:30)
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩3分

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大豚白:西28丁目の気軽な “町中華”

円山エリアで気軽に使える “町中華” なら地下鉄西28丁目駅(3番出口)すぐの場所に店を構える「大豚白(だいとんぱく)」があります。
元々は狸小路横丁で人気を集めていた店でしたが、2024年6月この場所に移転し“円山グルメ” の仲間入りしました。

人気のメニューは店名を冠した「大豚白麻婆麺」

野菜たっぷりの特製タンメン辛さの調整ができる麻婆豆腐をたっぷり!

町中華として “中華飲み” での利用なら定番の「焼き餃子」も外せません。

カリッと焼かれた皮に包まれた餡はとってもジューシーで、ビールとはまさに “黄金の組み合わせ” です!

さらにこれも名物メニューの一つ「拳骨焼売」

その通りに拳骨大の食べ応えのある一品で、知床鶏を使った優しく味わい深い焼売です。中華せいろで提供するのは自信の表れでしょう。

このように自慢の麺料理に加えて、豊富な一品料理による “居酒屋使い” が楽しい町中華です。

店名:大豚白
住所:札幌市中央区北3条西28丁目1-22
電話番号:090-5983-8746
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜21:30(L.O.は30分前)
定休日:月曜日
アクセス:地下鉄東西線西28丁目駅 徒歩1分

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散策のお供に!おすすめテイクアウト

まるやまめろんぱん:スイーツ&デザート系パンならここ

札幌の散策スポットとして人気の「北海道神宮&円山公園」
そこにつながる円山裏参道 “スイーツ系” のパンとして人気のメロンパンの専門店、その名も「まるやまめろん」があります。

看板商品は「厚皮めろんぱん」

メロンの香る厚皮のクッキー生地に、道産小麦粉の「ゆめちから」を使って “もっちり” に仕上げつつ、中は “ふんわり” という見事なバランスが特徴です。
その他「いちごめろんぱん」「チョコ・アールグレイ・抹茶」などもスイーツ的な魅力に溢れます。
これら定番系に加え “クリーム系” もラインアップ。
「メロンクリームめろんぱん」富良野産メロンクリームをたっぷり使います。

そのほか「チョコクリームめろんぱん」もおすすめ。
チョコパン生地に表面半分をチョコが覆い、中にはたっぷりのチョコクリームという贅沢な作りになっています。

さらにこの店ならではの一品が「めろんクロワッサン」

クロワッサンらしい生地の “層”バターの香りも漂いますよ。

この店でメロンパンを購入したら、裏参道から円山公園〜北海道神宮への散策を楽しみましょう!

店名:まるやまめろん
住所:札幌市中央区南1条西22丁目2-23 ケイキ円山 1F
電話番号:011-688-8116
営業時間:11:00〜17:00
定休日:無休
アクセス:地下鉄東西線円山公園・西18丁目両駅より各5分

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あんみつ さきの:円山大鳥居下の甘味処

円山で “甘味” なら、北1条通り円山大鳥居の袂に店を構える「あんみつ さきの」がおすすめです。

その理由は看板にある「東京の老舗甘味処で修行した店主が作る本場のあんみつ」という一文。
看板の「あんみつ」は、厳選された天然素材と昔ながらの製法がこだわり。
伊豆諸島・新島産の天草のみを使った「寒天」は弾むような食感と豊かな風味、
北海道産「赤えんどう豆」毎朝ホクホクとした食感に仕上げたもの。
そして十勝産の高品質な小豆で作った「餡(こしあん)」に、上品な甘みが魅力の「黒蜜」は沖縄宮古多良間島産の黒砂糖を使っています。
その他、国産の「みかん」や肉厚で酸味のほどよい「杏(あんず)」をトッピング。

一番人気の「クリーム白玉あんみつ」は、定番のあんみつにバニラアイスが加わりまろやかな味わいに!さらに、濃厚な黒蜜はコクも増してくれます。

「お土産」も販売しており、「あんみつ・白玉あんみつ・みつ豆・豆かん・杏あんみつ・白玉ぜんざい」というラインアップ。

それぞれ「白玉」や「杏・餡・アイス」などもトッピングできるので、好みの組み合わせで購入することができます。

ここでお土産を買って、円山公園のベンチや芝生の上で味わってみては!

店名:あんみつ さきの
住所:札幌市中央区北1条西26丁目1-15 円山鳥居前ビル 1F
電話番号:011-215-7623
営業時間:12:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩5分

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鮭まぶしおむすび亀太郎:円山の“鮭専門店”の握る「おむすび」

円山の “鮭専門店”「丸亀(まるかめ)」
その丸亀が本店横に設置する “おむすび専門” の売店が「鮭まぶしおむすび亀太郎(かめたろう)」

売りはもちろん丸亀ならでは、こだわりの「鮭」を使ったおむすびです。
店名にも掲げる “鮭のほぐし身を混ぜた” ごはんを使うこと。
お米も道産米(ななつぼし・おぼろづきブレンド)を “ふんわり” 握ってくれます。

この日(10月の訪問)は旬の「秋さけ」「秋さけいくら」を注文。

「秋さけ」は旬ならではの旨味を感じさせ、その「いくら」は絶妙な味付けで、ほぐし身、道産米との相性もバッチリです!

サイドメニューのおすすめが「ポテトチーズボール」

3種類のチーズじゃがいもの衣で包んで、注文を受けてから揚げてくれるので熱々のカリカリ、中はチーズがトロっ!

円山公園での食べ歩きにも、ビールのおつまみにもおすすめです。

店名:鮭まぶしおむすび亀太郎
住所:札幌市中央区北1条西27丁目3-16
電話番号:070-9276-7052
営業時間:9:30〜15:30(売切れ終了)
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩5分

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ささや大福:円山で人気の “大福専門店”

円山にある「大福」の “専門店”「ささや大福」
円山公園駅からは徒歩3分ほどの場所(近くには人気のラーメン店「円山 嬉」があります)。

この店のこだわりは “道産” 食材を使うこと。
もち米は北海道北竜町産「風の子もち」
黒豆はこれも北竜町の「黒千石」を使用。
小豆は十勝の「えりも小豆」に塩を効かせて、甘さ控えめの餡に。

看板商品は「塩豆大福」

餡はつぶ・こしの両方を用意。柔らかながらコシのあると上品な甘さの、口当たりの良い黒豆一体化しています。

今時期(6月頃〜)には「よもぎ大福」が並びます。

この「よもぎ」も北竜町で特別に栽培してもらっており、春採れの柔らかい葉の部分のみを使用、その風味が活きています。

こだわりのもち米に餡となれば、もちろん「おはぎ」も一級品。

「つぶあん・こしあん」「きなこ」も用意して、大福同様の人気です。

人気店ゆえ、午前中で売り切れてしまうこともしばしば。
朝は9時から営業しているので、早めの訪問をおすすめします。

店名:ささや大福
住所:札幌市中央区大通西24丁目1-26 アッシュマルヤマ 1F
電話番号:011-624-7751
営業時間:9:00〜16:00(売り切れ次第閉店)
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩3分

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円山の散策ついでにグルメも楽しもう!

札幌で人気の「円山」で、ショッピングや散策と共にグルメも楽しむための情報をまとめてみました。
気軽に使えるコスパ抜群の店や公園散策などのお供におすすめのテイクアウト店はどの店も要チェックですよ!