花わさび
円山で日本酒 & こだわり料理

円山公園エリアで “日本酒にこだわり名物料理もいろいろ”。
そんな店なら「花わさび」はおすすめの一軒になるでしょう。
円山公園駅から裏参道を東に100mほどの交差点を南に向かい、さらに150mほど。南円山エリアの住宅地ですが、近くには人気の飲食店も並んでいます。

看板の左が「無人餃子販売所」
店に近づくと目に入るのが店の看板と餃子の無人販売所。
何と店の名物のひとつである「餃子」を24時間販売しているのです。

「これはいい!」早速入店しましょう。
店内はカウンターにテーブル席で30人ほどの席数があります。
カウンターに着席してまずは「生ビール」を注文。

この店の生ビールはこだわりの「サッポロ パーフェクト クラシック樽生ビール」。
サッポロビールが行う厳しい審査に合格した店でのみ提供できる ”完璧なサッポロクラシック” で、札幌市内でも飲める店は限られています。
そんな厳選生ビールに合わせるならば店前に無人販売店が設置されるほどの名物料理「餃子」でしょう。今回はこの店のオリジナル餃子である「青南蛮入り焼き餃子」をお願いしました。

程なくして焼き上がった餃子は青南蛮の香り高い “爽やかな” 辛さがビールによく合います!

餡には「青南蛮」
居酒屋ながらに町中華ばりの楽しみですが、実はこの店は円山の人気町中華「円山 秀円(ひでまる)」の本店にあたり、秀円でもこの店の「餃子」が提供されて大人気なのです!
さらにこれも名物である「室蘭やきとり」。
北海道のご当地焼き鳥として知られますが、札幌で提供する店はあまり多くありません。
この店ではご主人の研究の末、まさに本場の味を再現しました。

室蘭やきとりといえば「豚肉」が主役。それも肩ロースに玉ねぎを伝統のタレ+洋からしが黄金の組み合わせ。もちろんこの店でも「室蘭焼き鳥」(メニュー名)としてラインアップ。

そして室蘭では外せない「うずらの玉子焼き」。
室蘭には北海道で唯一、道内シェア100%を誇るうずら卵生産農場があり、うずら卵は室蘭の名産品となっています。

丸齧りOK!
そのうずらの卵を焼鳥同様に串焼きにしたものが「うずらの玉子焼き」で、何と殻ごと焼かれ、そのまま(丸ごと)食べられるのです。卵の旨味にタレの甘味、そしてほのかな塩っぽさとカリッとした食感が殻から生まれます。
さらに「鶏白レバー」や「とりもも」も室蘭スタイルで焼いてくれるので、今回はこの4種を盛り合わせ(基本は各2本ですが複数本の場合は応相談)でいただきました。
その他、店主自ら市場に出向いて仕入れる鮮魚類も自慢。おすすめの魚はその日の手書きメニューで確認しましょう。
当店のこだわりはお酒にも。特に日本酒は店主が選び抜いた銘酒をそろえており、どれもが自慢の名物料理によく合うものばかりです。

店を代表する銘柄「豊盃」
中でも青森県の「豊盃(ほうはい)」は店主が「この店を始めることになったきっかけのお酒」という銘酒です。
この時期ならではの「しぼりたて」があったので注文。

早速味わってみると、そのふくよかな口当たりにキレ・旨味もあるバランスの良いお酒で、室蘭やきとりとの相性も抜群です。

この他、同じ青森県の銘酒「田酒」特別純米もいただきました。
定番メニューに加え、その日や季節ごとの「おすすめ料理」も充実。
当日は時期限定の「札幌黄のチーズチヂミ」がありました。

“幻の玉ねぎ” と言われる「札幌黄」が入手できる時期にしかメニューに登場しない一品で、カリカリの食感に札幌黄の甘さとチーズのコクがGoodバランス、病みつき必至です!

合わせたお酒は屋久島の芋焼酎「三岳(みたけ)」。これまた札幌黄の甘味によく合いましたよ。

「生搾りレモンサワー」
その他お酒もひと通り、まさに充実のラインアップでこの日は「生搾りレモンサワー」「角ハイボール」も味わいました。

人気の「角ハイ」
以上、ここ「花ワサビ」は料理もお酒も満足できる総合力の高い居酒屋で、円山で飲むなら覚えておいて損のない一軒といえるでしょう!
その他の写真
店データ
- 店名
- 居酒屋 花わさび Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南3条西24丁目3-16
- 電話番号
- 011-642-9777
- 営業時間
- 17:00〜23:00(料理L.O.22:00)
- 定休日
- 水曜日・最終週の火曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線円山公園駅 徒歩5分
- 予算
- 4〜5,000円




