備 sonau
札幌の隠れ家的いなり寿司専門店
「札幌でいなり寿司?」と少し驚かれるかもしれませんが、今回ご紹介する「備 sonau(そなう)」は知っておいて損のない「いなり寿司」の専門店(テイクアウト)です。
その理由は、この店が札幌の寿司屋ではトップクラスの一軒とされ、ミシュランガイド北海道でも2012年・2017年と連続で星を獲得している「まる鮨」のプロデュースだから。
名店こだわりのいなり寿司が食べられるのです。
店は地下鉄東西線の西18丁目から歩いて約5分、「近代美術館」と道を挟んで西向いのマンション1階にあります。
以前は入口の前に小さな看板が置いてあるだけでしたが、今は店名ロゴを描いた暖簾がかけられています。
その先の重厚な扉を開けて入ると、店内はまるでギャラリーを思わせるようなオシャレな造りです。
看板商品はもちろんいなり寿司、その名は店名どおりの「備 sonau」(1個324円税込)。
そのこだわりはまず「米」。
いなり寿司といえば、何といっても酢飯(シャリ)が命。そのシャリに使う米は宮城県大崎市産の「ささ結」。炊き上がりはもちろん、冷めても米本来の旨みを感じられる米なのです。
厳選したお米を一粒一粒が立つように炊きあげ、すし酢と混ぜる「切り方」はまさに寿司職人のなせる技、見事な酢飯に仕上げています。
「(油)揚げ」にもこだわり、国産大豆から作られる肉厚なもので舌触りが良く、酢飯とのバランスも良いものに仕上げています。
でき上がったいなり寿司は、羊羹などの和菓子を思わせる高級感あふれる個包装、さらに袋に入っているので箸が無くても食べられます。ひと口味わってみれば、さすがは専門店!と思わせてくれること間違いなしです。
販売はバラ売りから「同2個入り用包」698円、「同3個」1,022円、「同8個入用贈答箱」2,892円、「同20個」6,980円。
8個・20個は化粧箱入りなので、進物用に好適です。
その他追加販売となったバリエーションメニューの「生 nama」(2個入り864円)は分厚くもっちりした揚げに、鰹と昆布の出汁をたっぷり染み込ませたジューシーさが魅力。
「帯obi」(165円〜)はその名の通り帯のように揚げが巻かれたもの。
「白ゴマ」「梅しそ」「うなぎ」というラインアップで季節により「三升漬」も加わります。
「がり」(324円)も瓶入りで販売されています。
まる鮨こだわりの「がり(瓶入り)」です。一度味わってみる価値ありでしょう。いなり寿司ともよく合いますよ。
「備(そなう)」のいなり寿司は少々高価ではありますが、手土産に、あるいはちょっと贅沢なテクアウトランチにもおすすめできる逸品です。
その他の写真
店データ
- 店名
- 備 sonau Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区北1条西18丁目1-31
- 電話番号
- 011-839-1723
- 営業時間
- 10:00〜16:00(祝日は13:00閉店)
- 定休日
- 日曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線西18丁目駅 徒歩5分
- 予算
- 2〜3,000円