咖哩屋 梵(ボン)
“肉ごとにルーを変える” こだわりカレー
札幌でカレーといえばご当地グルメのひとつにもなっているスープカレーですが、カレー食文化の盛んな土地柄ならではの「ルーカレー」にも見逃せない店があります。
今回ご紹介する「咖哩屋 梵(ボン)」もその一軒です。
場所は札幌中心部から少し西に向かった東西線二十四軒駅のすぐ近く、お洒落な洋風の店構えが目を引きます。店内には7〜8人が座れるカウンターにテーブルが3卓。一人でも入りやすい造りです。
この店の特徴は、メインメニューの3種類「ビーフ・ポーク・チキン」をそれぞれ専用のルーで食べさせてくれること。
わざわざ手間をかけてまで肉ごとにマッチングさせたルーを用意する、このこだわりこそが「咖哩屋 梵(ボン)」を “見逃せない店” とする理由です。
カレーの辛さは「1辛〜20辛」まで選ぶことができます(標準は0辛、1・2辛+20円〜20辛+120円まで)。
辛さやご飯の量・トッピング(後述)などを決めてカレーを注文すると、お水と2種類の薬味(漬物と酢漬けの玉ねぎ)が運ばれ、あとはカレーの到着を待つだけです。
まずは「ビーフカレー」(以下カレーはランチタイムとディナータイムで値段が変わります)。
メニューには「フォンドヴォーと赤ワインでトロトロになるまで煮込んだ欧風カレー」と説明されています。
ひと口食べてみれば、店のコメント通り欧風カレーの中辛といった仕上がりで、しっかりしたコクとまろやかな甘みにスパイシーさも感じます。牛肉もじっくり煮込まれた食べやすい大きさのものです。
辛さは「3辛」でやや辛みが強くなるので、コクとスパイシーさのバランスがお好みなら「2辛」程度をおすすめします。
次に「ポークカレー」は “野菜や果物を煮込んでうまみとスパイスを強くしたスパイシーカレー” と説明にあるように、フルーティな口当たりとスパイスのアクセントがバランスよく融合しています。
そして 「チキンカレー」は “チキンにぴったりのトマトベースのカレーに生クリームでまろやかさをプラス” とあり、「甘口チキンカレー」も用意されています。
トッピングも豊富で、「ゆで卵(デフォルトで半カットされたゆで卵が乗っています)」と「コーン」、「野菜」「チーズ」「エビ」「フランクフルト」「ロースカツ」「ビーフハンバーグ」など、いろいろと用意されています。
ゆで卵・コーン・ビーフハンバーグ以外は「ハーフ」もあるので、より多くの組み合わせも楽しめます。
その他、ライスは「十八穀米への変更」と「ボリュームアップ」、ランチタイムには「ドリンクセット・サラダセット」なども選べます。
女性に人気という「カレープレート」もあります。カレー1種類に十八穀米・サラダ・ポテト&ハーブチキンがワンプレートに盛られたお得なセットです。
(以上、各詳細は公式ホームページをご参照ください)
「咖哩屋 梵(ボン)」はスープカレーの街札幌にあって、具材の肉ごとにルーを専用に作るというこだわりで、その位置を確たるものにしているルーカレー専門店です。
ルーカレーが好きな方は一度訪問してみてはいかがでしょうか。
なお、店のお知らせ等は公式ブログもご参照ください(テイクアウト・デリバリーもやってます!)。
その他の写真
店データ
- 店名
- 咖哩屋 梵(ボン) Webサイト
- 住所
- 札幌市西区二十四軒1条4丁目3-12 興発ビル1F
- 電話番号
- 011-624-7223
- 営業時間
- 平日11:00〜15:00、18:00〜21:30、日曜日11:00〜21:00(L.O.各30分前)
- 定休日
- 月曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線二十四軒駅3番出口 徒歩1分
- 予算
- 1〜2,000円