コメダ珈琲店 狸小路2丁目店
本場「名古屋」のモーニング
「コメダ珈琲店」といえば名古屋発の喫茶店チェーンとして知られ、全国では900近い店舗数を展開している(大半はフランチャイズ)一大ブランドです。
札幌にも10店舗を出店していますが、今回はアクセスに便利な「狸小路2丁目店」をご紹介します。
店名通り狸小路の2丁目にあり、店内は80席以上の収容力で、壁の煉瓦や各テーブルを分ける木材の仕切りなどはコメダ珈琲店の特徴的な造りです。

ゆったりできる店内
名古屋の喫茶店といえば「中京式」「名古屋式」などと呼ばれる「モーニングサービス」が有名であり、もちろんここコメダ珈琲店でもその提供を受けることができます。
基本的には朝の時間帯(開店〜11:00)にドリンクを注文すれば、無料でトーストなどが付くというサービスメニューです。

「名古屋名物おぐらあん」のセット
札幌の店などでは「モーニングセット」として “通常ドリンク+α” の値段のセットが用意される場合が一般的なので、(中京・名古屋式では)文字通り “サービス” という意味合いが強いともいえるでしょう。

トーストに「小倉あん」
コメダ珈琲店のモーニングはA・B・Cの3種類があり、Aは「定番ゆで玉子」Bは「手作りたまごペースト」Cは「名古屋名物おぐらあん」で、それぞれ厚切りのトーストとのセットになっています。
ドリンクは定番の「コメダブレンド」(ホットコーヒー)や「アイスコーヒー」が490円なので、モーニングセットだけならワンコインでお釣りが来ます。

定番ドリンクは「コメダブレンド」
さらに「トースト追加」:180円(以下全て税込)「ゆで玉子追加」(70円)「たまごペースト追加」(70円)「おぐらあん追加」(70円)の各メニューもあるので、組み合わせて味わうのもよいでしょう。

サイドメニューの「ミニサラダ」
サイドメニューには「自家製コールスローサラダ」(160円)「北海道生乳100%ヨーグルト」(130円)「ミニサラダ」(250円)などがあり、バランスの良い朝食セットにすることもできます。
これもコメダ珈琲店でのモーニングの楽しみ方といえます。

プレミアムの「Sophia(ソフィア)」
カフェタイムには各種のコーヒーで、甘い物を楽しんではいかがでしょうか。
プレミアムコーヒーの「Sophia(ソフィア)」(590円)ワンランク上のストレートで味わうアイスコーヒーなので、デザートとの組み合わせにピッタリ。
そしてコメダ珈琲店のデザートといえば「シロノワール」(670円、「ミニ」470円)が有名です。
熱々のデニッシュの上に冷々のソフトクリームが乗ったコメダの名物スイーツですが、今回は季節限定の「まっしろノワール」(770円、「ミニ」570円)をご紹介しましょう。

名物「シロノワール」(写真は「まっしろノワール」)
「シロノワール」という名の由来は、フランス語で “黒い” を意味する「ノワール」がデニッシュ生地を指し、その上に “白い” ソフトクリームを乗せたことによります。
その「熱々:冷々」という組み合わせが「白:黒」という “相反するものを一つにする” コンセプトにも合うものです。

デニッシュとソフトクリームの組み合わせ
「まっしろノワール」はデニッシュパンの間にハチミツを挟み、上から練乳と粉糖で “真っ白” にした特製のシロノワールです。
ボリュームもあるので「レギュラーサイズ」はシェアでも十分、一人でならちょっとした食事にもなる量です。一人でデザートなら「ミニ」がおすすめかもしれません。
「コメダ珈琲店」にはランチ向きのメニュー(サンドイッチ・スパゲティなど)もあり、朝・昼・カフェタイムから夜まで一日どの時間でも楽しめる、まさに万能な喫茶店といえるでしょう。
なお、最近までコメダ珈琲店の札幌店舗は大半が郊外店で、中心部にはここ「狸小路2丁目店」のみでしたが、2021年4月には「大通西6丁目店」もオープンしています。
その他の写真
店データ
- 店名
- コメダ珈琲店 狸小路2丁目店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南3条西2丁目15-1 N・ヴィコロビル1F
- 電話番号
- 011-585-5011
- 営業時間
- 7:00〜23:00
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 地下鉄大通駅 徒歩7分
- 予算
- 〜1,000円