料理とワイン Bontemps(ボンタン)
南円山の隠れ家で “良い時間” を
※ 料理の価格等は訪問時(2020年7月)のものです。
今日はひっそり、ゆったりと食事を楽しみたい…。
フレンチがいいけど敷居の高い店は行きにくい…。
そんなときにおすすめの店が「料理とワイン Bontemps(ボンタン)」。
南円山の閑静な住宅街にひっそり佇む古民家をリノベーションした隠れ家フレンチです。
ゆったりと “Bon(良い)+Temps(時間)” を過ごしてほしいという思いを込めた店名どおり、ここにはとても居心地の良い空間があります。
ご主人の国本光一さんは、東京や長野、パリなどのフランス料理店で勤めた後、北海道の標茶町にあるオーベルジュのシェフに就任。そして2019年10月に札幌に居を移し、Bontempsを開店しました。
まずはシャンパンで乾杯。
グラス(1,300円、以下全て税抜)でも用意されているので気軽に頼めます。
料理は手頃な「前菜」に「主菜」、「パスタ・リゾット」「デザート」、そして「本日のお料理」に分類されています。
前菜の「自家製バゲット(4枚・バター付き)」は何と200円、「コンテチーズとチェダーチーズのグジェール(小さなシュー、6個)」は300円という値段設定で、このようなメニューを用意しているのは “ワインとおつまみで気軽に” という店のコンセプトによるものでしょう。
「コンテチーズのファーブルトン」(600円)は、ブルターニュの郷土菓子であるファーブルトンをチーズに塩を利かせてワインに合うおつまみに仕上げたこの店のスペシャルメニュー。スフレのようなふわトロの食感が楽しめます。
「海老パン」(750円)は甘海老と帆立ミンチを使ったひと口サイズのホットサンドで、まさに北海道を感じさせる一品です。
これらの前菜だけでもどれを注文しようか迷ってしまうほど。でもこれだけではありません。
店のショルダーネーム(料理とワイン)通り、ワインを楽しめる料理がその他にもいろいろ。
例えば白ワインには「甘エビとマカロニのグラティネ」(1,800円、小1,200円)。
生地の優しい味に甘エビの旨味が加わって、ワインとの相性を高めます。
赤ワインなら「主菜」から、標茶町のブランド肉を使った「標茶町 星空の黒牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」(2,500円)がおすすめ。
これぞまさに赤ワインに合わせるべく作られる一品で、そのマリアージュは至福の時をもたらしてくれます。
道東のオーベルジュで腕を鳴らしたご主人ですから、ジビエ料理はお手の物。
良い蝦夷鹿肉などが入荷した時には、Facebookにもアップしているので要チェックです。
金〜日曜日には週末「ランチ」(A:2,500円、B:4,000円)、ディナータイム(毎営業日)には「おまかせコース」(7,000円)もあり、この店のシンプルに素材を活かした料理の数々を楽しめます。
「Bontemps」は本格的なフレンチはもちろん、カウンター席もあり、ワインバー的に “一人飲み” や “帰宅前の一杯” という使い方もできます。
気さくなご夫婦による接客も心地よい南円山の隠れ家で、ゆったりと “良い時間” を過ごしてみてはいかがでしょうか。
その他の写真
店データ
- 店名
- 料理とワイン Bontemps(ボンタン) Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南6条西21丁目3-8
- 電話番号
- 011-206-9227
- 営業時間
- 11:00〜13:30(金土日のみ)18:00〜22:00
- 定休日
- 月曜日(祝日営業あり・SNSで確認を)
- アクセス
- 地下鉄東西線円山公園駅 徒歩約10分
- 予算
- 5〜6,000円