ふくろう亭
「月寒スタイル」を受け継ぐ名店
※ 営業時間の変更等は公式ホームページを確認ください。
札幌グルメを代表する料理のひとつが「ジンギスカン」。札幌市内には300軒もの専門店があるといわれています。
その中で、「月寒スタイル」と呼ばれるジンギスカンを引き継いでいる店が「ふくろう亭」。
すすきの中心部から少し離れた場所にありながら連日満席という人気店です。
「月寒スタイル」とは、羊肉を焼いた後にタレをつけて食べるスタイルのこと。
今では札幌でもこの形式が大勢派となってきましたが、肉を事前にタレに漬け込む「滝川スタイル(漬け込みタイプ)」などもあります(代表は「松尾ジンギスカン」)。
この店の羊肉は「高級生ラムジンギスカン」で、厳選されたのラムの肩ロース。クセの少ない食べやすい肉質が特徴で、店ではその鮮度を保つため、注文を受けてから手切りして提供しています。
「月寒スタイル」ならではに後つけのタレもこだわっています。
醤油をベースにニンニク・生姜の他、16種類ものスパイスを配合したもので、その適度な辛さがラム肉の甘みを引き出してくれます。
「このタレあってのふくろう亭」、という地元ファンも多くいるようです。
その他「ラムタン」や「ラムベーコン」は他の店ではなかなか見ることのないメニューですが、それだけ肉に自信がある証拠でしょう。その味を楽しむならテーブルに用意されている塩コショウをつけてみてください。旨味が引き立ちます。
「ラムソーセージ三種盛」はノーマル・チョリソー・ガーリックの盛り合わせ、「ラムフランク」は北海道らしく行者ニンニクが入っていて、それぞれビールによく合います。
野菜は肉とは別メニューになるので、「野菜盛り合わせ」を一緒に注文しましょう。
最初のビールには特製の「キムチ」がよく合います。
生のラム肉は新鮮なので、表面を軽く焼いて、少し赤みが残るくらいが食べごろです。
肉からも脂が出るので、周りに野菜を置けばおいしく焼けてきます。
追加するなら「きのこ盛合せ」や「もやし」がおすすめ。肉の脂で焼かれて、自慢のタレとの相性も抜群です。
「ふくろう亭」は、今や札幌を代表するジンギスカン店の一軒であり、フリでの入店は難しい(場所も少し離れている)ので、ぜひ予約しての訪問をおすすめします。
その他の写真
店データ
- 店名
- ふくろう亭 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南8条西5丁目 キャピタルYMDビル 1F
- 電話番号
- 011-512-6598
- 営業時間
- 17:00〜21:30(当面の間)
- 定休日
- 月曜日
- アクセス
- 地下鉄南北線すすきの駅・中島公園駅 徒歩8分
- 予算
- 3〜4,000円