地下鉄東西線、円山公園駅の5番出口から南大通を東に140ｍ、交差点を一つ渡ったすぐ先に今回ご紹介の店「福留（ふくりゅう）」はあります。

創業は昭和46年（1971年）、半世紀を超えるという老舗です。
店内は昭和の食堂を思わせる雰囲気で、ベテランご夫婦が二人三脚での営業。

名物は店内にも “一番人気” の案内がある「タンメン」（外看板にも “おすすめ品” の表記）。
この日ももちろん注文。

しばし待つと、その名物が登場！

具材は豚バラ、白菜・もやし・キクラゲ・人参にタンメンにはちょっと珍しいピーマン。

人参とピーマン、赤と緑のカラーバランスも楽しい。

スープはあっさり系ですが、野菜の旨味がしっかり出ており、その味わいはスープのラスト何口かには凝縮、まさに “二度旨い！”。

麺は西山製麺の黄色い中太の札幌ちぢれ麺。

これを野菜と一緒にワシワシと食べるのがタンメンの醍醐味です。

タンメン以外にも「しょうゆ・みそ・しお」の三味はしっかりラインアップ。
その他、チャーハンや小豚丼、麻婆丼とのセット、野菜炒めなどの「定食」も各種あります。

普段使いにちょうど良い。
そして、遠くから来訪したなら「近くにあれば通いたい」。
ここ「福留」はまさにそう思わせる店といえるでしょう！