うどん亭
名物は独特な「煮込みうどん」
札幌で食べる“名物うどん” なら琴似にある「うどん亭」の名があがります。
JR琴似駅近くに店を構え、40年以上の歴史を持つ老舗です。
通りに面したビルの2階にあり外観からは分かりませんが、店内はカウンターにテーブル・小上がりもあって(意外に広く)50人以上の収容力があります。

通り沿いの看板が目印
この店の売りは「鍋焼き」系のうどん。
定番ともいえる「なべ焼きうどん」は、たけのこ・ほうれん草・椎茸・ねぎ・かまぼこ・鶏肉に厚焼き玉子とボイル小海老と具だくさんで、味付けは関西風のあっさりした作りです。
さらに小海老が海老となり、ホタテにワカメが入り、海鮮風味に仕上げた「特製なべ焼きうどん」もあります。

一番人気の名物「煮込みうどん」
ともに人気のメニューですが、実はダントツ一番人気でこの店の “名物” といえるうどんがあるのです。
「煮込みうどん」です。

大きな急須のような土鍋
大きな急須のような土鍋でグツグツ煮込まれて目の前に出てくるので、まずその見た目に圧倒されるかもしれません。わずかに真ん中に生卵がありますが、その他の具などはほとんど見えません。
箸ですくってみるとうどんの他、なべ焼きうどんの具とほぼ同じもの(厚焼き玉子と小海老以外)がしっかり入っています。

一面に「揚げ玉」真ん中に「生卵」
そして中身が見えないのは、表面をたっぷりの揚げ玉が覆っているからだとわかります。
手打ちのうどんは太過ぎず食べやすいモッチリ感のあるもので、つゆはひと口味わってみれば「なべ焼き」同様 “あっさり” したもの。しかし食べ進むうちに、揚げ玉の油と生卵の効果でどんどんコクが増してくるのを感じるでしょう。

やや細めで食べやすい手打ちうどん
土鍋を使っていることに加えて、熱々のつゆでトロトロになった揚げ玉も保温効果に寄与しており、食べるほどに体をポカポカに温めてくれます。まさに北海道ならではの「煮込みうどん」です。

具もたくさん入っています
これら鍋焼き系の温かいうどんが人気の店ですが、「セイロ」や「冷やしたぬき」など冷たいうどんもあるので、夏などはこちらで涼を味わうのもよいでしょう。
各種の「天ぷら」や一品料理に加えて、生ビールなどのお酒が200円になるお得な「ハッピーアワー」(平日の17〜19時限定)」や手ごろな「晩酌セット」(1,000円〜)などもあるので、お酒を軽く楽しんでうどんで締めるのもおすすめです。
(公式ホームページ)
その他の写真
店データ
- 店名
- うどん亭 Webサイト
- 住所
- 札幌市西区琴似3条2丁目1-13 日の出ビル2F
- 電話番号
- 011-611-2830
- 営業時間
- 火・水曜日11:00〜15:00(L.O.30分前)、木〜日は17:00〜21:00も営業
- 定休日
- 月曜日
- アクセス
- JR琴似駅 徒歩3分
- 予算
- 1〜2,000円