すし善 本店
札幌・北海道を代表する寿司の名店
北海道・札幌で寿司といえば「すし善 本店」はその代表的な一軒。その歴史と知名度は他を圧倒しているといえるでしょう。
場所は中央区の北1条西27丁目。いわゆる円山地区で環状通り沿いに店を構えます。
![風格を感じる店構え](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011345-300x187.jpg)
風格を感じる店構え
東京の名店で江戸前寿司の技を修めた店主が、故郷の北海道にその味を伝えたいということで昭和46年(1971年)札幌すすきのに「すし善」を開業しました。
その後「円山店」を開店し、その近くに本店を移転し現在に至っています。
今回は複数ある料理プランの中から、握り寿司メインのコース「縁(えん)」のご紹介となります。
※ 他料理メニューについては別項(おすすめメニュー)をご参照ください。
まずは「生ビール」で喉を潤します。
![コースターには「善」のロゴ](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0632-300x225.jpg)
コースターには「善」のロゴ
握りの一番手は「まつかわ」
![“幻のカレイ” として知られる高級魚](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011219-2-1-300x225.jpg)
“幻のカレイ” として知られる高級魚
シャリの味をしっかり感じられる白身からのスタートでした。
「ほたて」
![塩でその甘みを引き出す技が見事](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0650-300x225.jpg)
塩でその甘みを引き出す技が見事
「まぐろ 漬け」
![赤身の酸味と醤油の旨みが融合](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011231-300x225.jpg)
赤身の酸味と醤油の旨みが融合
「ガリ」は程よい酸味と甘味のバランスが取れたもの。
![途中で「なす」の漬物も添えてくれました](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011250-300x225.jpg)
途中で「なす」の漬物も添えてくれました
「するめいか」
![するめいかの耳の食感を楽しめます](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011237-300x225.jpg)
するめいかの耳の食感を楽しめます
「いくら」
![ミニ「いくらご飯」でいただきます](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011246-300x225.jpg)
ミニ「いくらご飯」でいただきます
日本酒は厳選の銘酒をそろえています。
![北海道上川町の「上川大雪」をいただきました](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011254-300x225.jpg)
北海道上川町の「上川大雪」をいただきました
「はまぐり」
![蛤の香りを残した江戸前仕事](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011263-300x225.jpg)
蛤の香りを残した江戸前仕事
「車海老」
![この時期に味が深まる江戸前の代表的な寿司タネ](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011266-300x225.jpg)
この時期に味が深まる江戸前の代表的な寿司タネ
「しまあじ」
![これも“夏”を感じさせる魚で脂乗りも抜群です](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011275-300x225.jpg)
これも“夏”を感じさせる魚で脂乗りも抜群です
「ほっき」
![炙りと塩で旨みが倍加しています](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011284-300x225.jpg)
炙りと塩で旨みが倍加しています
「こはだ」
![シャリとの間におぼろを挟む隠し技](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011289-300x225.jpg)
シャリとの間におぼろを挟む隠し技
「本鮪とろ」
![季節的にややあっさり目ながらも“香り立つ”脂](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011302-300x225.jpg)
季節的にややあっさり目ながらも“香り立つ”脂
「うに」
![まさに旬!積丹のムラサキウニ](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011306-300x225.jpg)
まさに旬!積丹のムラサキウニ
「穴子」
![これぞ“江戸前仕事”という見事な食感と味わい](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011314-300x225.jpg)
これぞ“江戸前仕事”という見事な食感と味わい
「巻物・玉子」
![名物「トロたく」と鞍掛で握った「玉子」](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011329-nn-300x225.jpg)
名物「とろたく巻」と鞍掛で握った「玉子」
この店が “元祖” とされる「とろたく巻」はとろけるようなとろに沢庵の程よいアクセントが見事で、さらに大葉が香りを添えてくれます。
そして鞍掛(くらかけ)で握る玉子も江戸前の仕事です。
「お腕」
![あおさに真薯、三つ葉で爽やかな旨みがたっぷり](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0732-300x225.jpg)
あおさに真薯、三つ葉で爽やかな旨みがたっぷり
「デザート」
![フルーツ系の甘味で仕上げます](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/R3011336-300x225.jpg)
フルーツ系の甘味で仕上げます
以上、すし善の握りをしっかり味わえるコース「縁」のご紹介でした。
![最後は「お茶」で](https://satumeshi.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0745-300x225.jpg)
最後は「お茶」で
特筆すべきはどの寿司もふわりと握られ、シャリが口中でハラリと崩れて寿司タネと一体化すること。
さらに「小肌」の締め具合や「穴子」の柔らかな煮方など江戸前ならではの“仕込み”の技は見事です。
そして、職人さんや店員さんのホスピタリティにも “さすが老舗の名店” という印象を持ちました。
なお「すし善」はここ本店のほか、札幌市内には創業店である「すすきの店」や気軽にすし善の味を楽しめる「大丸店」もあります。
その他の写真
店データ
- 店名
- すし善 本店 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区北1条西27丁目2-7
- 電話番号
- 011-612-0068
- 営業時間
- 11:30〜14:30、17:30〜21:30(L.O.21:00)
- 定休日
- 水曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線円山公園駅 1番出口 徒歩3分
- 予算
- 20,000円〜