立喰い寿司 あきら 札幌店
超人気立ち食い寿司店が札幌に進出
2023年の5月、札幌に新店舗を構えた「立喰い寿司 あきら」。
場所は札幌中心部の観光名所「さっぽろテレビ塔」の地下一階、何軒かの飲食店の入るグルメフロアです。
この店、東京で超人気の立ち食い寿司店「あきら」の北海道・札幌初進出店舗。
「あきら」とは、東京白金高輪にある高級店「鮨 龍尚」が運営する立ち食い寿司店(新橋・築地)。
そのクオリティの高さ・コスパの良さからミシュランガイド東京2023でもビブグルマンを獲得、連日行列のできる店として注目されています。
高級寿司店が運営するだけに、その高品位な寿司タネを活かしつつ “立ち食い” というスタイルを採ることで、敷居もコストも下げて「気軽に味わってもらおう」というコンセプト。まさにそれが超人気の理由なのでしょう。
以下は最近に訪問した時の内容です。
店内はカウンターのみで、空いていれば場所を指定されます。
まずは「生ビール」を一杯。のどを潤しましょう。
注文はその日の寿司タネ一覧が並ぶ注文用紙に数量を記入。
基本、注文は一回ですが、店内の混雑具合によって追加注文も可能です。
この日は “追加OK” とのことなので、まずは「白身」から始めて「まぐろ」までの数貫を選択。
すると職人さんが食べやすい順番(こちらの意図通りでした)に握ってくれました。
スタートは「平目」
シャリの旨さを浮立たせる寿司タネで一貫目に最適。まさに “不動のトップバッター” といえるでしょう。
「真鯛昆布締め」
程よい締め具合が、鯛の食感と旨味を増してくれています。
「真あじ」
包丁のキレによる口当たりの良さ、シャリとのバランスも文句なし。
「かつお」
この時期、脂が乗ってきた鰹の味わいです。
ここで日本酒も注文。
選んだのは、東京の酒蔵「豊島屋酒造」の「屋守(おくのかみ)純米無調整 中取り火入れ」。
続く「まぐろ」へのスタンバイです!
「本まぐろ赤身」
“日本一” とも称されるマグロ仲卸「やま幸」から仕入れた大間産。まぐろらしい “香り” を感じます。
「本まぐろ中とろ」
さすがの “やま幸”、さすがの “大間”! 脂の乗りも文句なしで、赤酢のシャリとも相性抜群。
「とろたく 手巻き」
札幌で “まぐろ” といえば、これも外せません。
ここまでが最初の注文。追加は…。
「春子鯛(かすごだい)」
この日は「小肌」が無かったので、軽く締めたという「春子鯛」を注文。小肌代わりにまぐろの “脂” をリセットしてくれました。
仕上げに向けてお酒をもう一杯。
メニューで目を引く「ポン酢サワー」を注文。ポン酢の柑橘を使った爽やかなサワーです。
続いては「毛がに」。
北海道ならではの一貫。聳え立つその姿は圧巻!
最後は “名残”(9月末だったため)だという「キタムラサキうに」を。
見た目は地味ながら名残ならではの濃厚な味わいを楽しむことができました。
江戸前以来寿司店の原点ともいえる立ち食いスタイル。
それを高級店が仕切ることで、高級な魚もリーズナブルな価格で味わえる。決して “安かろう” を追求するだけの店ではありません。
ここ「立喰い寿司 あきら」で、ぜひ一度高級寿司を気軽に味わってみてくださいね!
なお、寿司タネの仕入れは毎日変わるので、その内容と値段は都度 instagram 等に上げてくれるので、ぜひ訪問前にチェックしましょう。
その他の写真
店データ
- 店名
- 立喰い寿司 あきら 札幌店 Webサイト
- 住所
- 札幌市札幌市中央区大通西1丁目 さっぽろテレビ塔 B1F
- 電話番号
- 080-9987-3396
- 営業時間
- 12:00〜、17:00〜
- 定休日
- 水曜・木曜日
- アクセス
- 地下鉄大通駅・直結
- 予算
- 5〜6,000円