gopのアナグラ
鮮烈で繊細なスパイスカレー
札幌のご当地グルメとして誰もが知る「スープカレー」。“スープカレーのまち” ともいえる札幌には数多くのスープカレー専門店があります。
その中で、マニアックといえるほど作りとスパイスにこだわる店が「gopのアナグラ」です。
場所は地下鉄東西線の琴似駅から歩いて15分ほど。
ご主人は札幌の伝説的な名店「スリランカ狂我国」の常連からスタッフ入りして腕を磨き、自らの店を開くに至ったという経緯があります。
昨年(2021年11月)には「マツコの知らない世界」に登場して大きな注目を集めたので、ご存知の方も多いでしょう。
店頭の案内板には「余計な物を取り除いた引き算のカレー。鶏ガラ、野菜などを9時間煮込んだスープに…調味料はスパイスと塩のみのシンプルで奥深いスパイス好きのためのカレー!!」とあります。
メニューの案内によれば、注文の手順は以下のとおりになります。
ステップ1.3種類からスープを選ぶ
スープの種類は「レギュラースープ」「スパイシースープ」(+100円)「gop醤(ジャン)の旨みスープ」(+100円)の3種類があります。
初めてで迷ったら定番の「レギュラー」がおすすめです。
ステップ2.メニューの中からカレーの種類を選ぶ
ベーシックな「チキン」から「チキンと野菜」、その他「きのこ」や「さかな」を加えたものまで10種類があります。
迷ったらこれも店の “オススメ” と記載のある「チキンと野菜」を選んでみては。
ステップ3.辛さを指定します。
50番までは無料、プラス50円で100番まで増やせます。“辛い方が味に厚みが増して美味しくなる” とのことで、店では30番以上をすすめています(ただし「100番以上は辛くしても旨くならないよ」とのコメントもありました)。
なお、スープは途中から辛くしてもらうこともできるので辛さに自信がなければ、最初は15番くらいで試してその後調整するという方法もあります。
ステップ4.ご飯の量を選びます。
S・普通・中盛りは無料。大盛りは+100円です。
その他トッピング・飲み物・デザートも選べます。
今回は店の“オススメ”、定番ともいえる「チキンと野菜」をレギュラースープの辛さ50でお願いし、トッピングの「ヒヨコマメの中東風ディップ」も追加しました。
出来上がったスープカレーはチキンレッグに野菜はオクラ・ニンジン・ジャガイモ・レンコン、その他ゆで玉子が半分という構成。
スープを味わってみれば、深い旨味の後にキレの良い辛味が追いかけてきます。
言葉で表すなら、まさに店のホームページに掲げるように「鮮烈で繊細なスパイスカレー」です。
チキンはスプーンで簡単にほぐせる柔らかさ。オンライスで味わうのもよいでしょう。
ライスはほどよい硬さでスープカレーにベストマッチな炊き上がり。その皿にはファンの間では「gop漬け」と呼ばれる玉ねぎと生姜のアチャールが添えられます。
「ヒヨコマメの中東風ディップ」もカレーの “味変” はもちろんライスにもよく合うので、ぜひライスと一緒に食べてみることをおすすめします。
そしてスープカレーを食べ終われば、体に刺激が行き渡って元気が出て来る気がするから不思議です。
ここ「gopのアナグラ」ではご主人も初めてのお客さんにカレーの説明を丁寧にしてくれるし、店員さんも気さくで楽しさあふれる雰囲気です。
札幌のスープカレー好き、(裏メニューもあるので)特に “スパイス好き” には強くおすすめの店といえるでしょう。
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その他の写真
店データ
- 店名
- gopのアナグラ Webサイト
- 住所
- 札幌市西区山の手3条6丁目1-17
- 電話番号
- 011-612-6208
- 営業時間
- 11:30〜21:30(L.O.21:00、日祝は〜20:30・L.O20:00)
- 定休日
- 水曜・木曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線琴似駅 徒歩15分
- 予算
- 1〜2,000円